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山梨県のアジサイの名所・南部町「うつぶな公園」と富士川町「小室山妙法寺」─終了しました

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2018.06.19

| 花自慢山梨県

山梨県のアジサイの名所・南部町「うつぶな公園」と富士川町「小室山妙法寺」─終了しました

富士川町「小室山妙法寺」のあじさい／写真提供：やまなし観光推進機構

山梨県南部町は、同県の最南端にあり、静岡県に接する県境の町です。2004（平成16）年、アジサイが「町の花」に制定されました。山梨県の花の名所に指定されている「うつぶな公園」では、90種約3万株のアジサイが植栽され、ボランティアの手で大事に育てられています。

公園頂上の展望台から、眼下に富士川の清流を見下ろし、北には南アルプスの白根三山を遠望できます。アジサイが見ごろを迎える6月22日（金）から7月1日（日）まで、「南部あじさいまつり」が開催されます。各種模擬店の出店があり、太鼓演奏やアコーディオンのアンサンブルなど音のパフォーマンスも行われ、アジサイと音楽の融合が楽しめます。

富士川町の小室山妙法寺は、日蓮上人が説法したことで真言宗から改宗したという日蓮宗小室派の本山。富士川町は甲府盆地の南西部に位置し、一級河川富士川に沿って集落が発達した町。往時は富士川舟運を中心とした物資の往来や身延山参詣の人々の往来の拠点として栄えてきました。現代でも静岡と甲府、長野を結ぶ交通の要衝です。

小室山妙法寺は、境内一面に色とりどりのアジサイ約2万株が咲く“アジサイ寺”です。6月24日（日）から30日（土）まで「あじさい祭り」が開かれます。地元特産のゆずを使ったゆず餅やゆずうどん、ゆず菓子等の販売や親子写生大会、よさこい踊り、和太鼓の演奏等が行われます。