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山口県の春、萩八景遊覧船「桜観賞コース」と宇部市「ときわ公園」のさくらまつり─終了しました

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2017.03.21

| 花自慢山口県

山口県の春、萩八景遊覧船「桜観賞コース」と宇部市「ときわ公園」のさくらまつり─終了しました

宇部市「ときわ公園」の桜／写真提供：宇部観光コンベンション協会

山口県の春を、萩市と宇部市の桜情報でご紹介します。

1990（平成2）年、「日本の桜名所百選」に選ばれた宇部市のときわ公園には、ソメイヨシノを中心にヒカンザクラ、サトザクラなど約3500本の桜が植えられています。

ときわ公園は、常盤湖を中心とした面積約100haの広大な敷地の緑と花と彫刻に彩られた総合公園で、山口県初の「登録記念物（名勝地関係）」に登録されています。

県内有数の桜の名所としても知られ、今年もさくらのライトアップが3月18日（土）から4月9日（日）まで行われます。多くの人で賑わう「さくらまつり」は3月25日（土）から4月9日（日）まで。4月2日（日）には、ときわ遊園地「カッタ君ステージ」で、さまざまなステージイベントが行われるほか、市内外からさくらにちなんだスイーツやパンが大集合する「さくらスイーツフェア」や「さくら屋台村」なども実施されます。

一方歴史の町・萩市で行われるのは、2015（平成27）年、世界文化遺産に登録された萩城下町などをめぐる「萩八景遊覧船」。桜の季節には、「桜観賞コース」が運航され、いつもより時間を延長して橋本川土手の桜並木を船上から眺めることができます。運航日は3月29日（土）から4月9日（日）の予定。

およそ500本のソメイヨシノが咲き誇る桜の名所「萩城跡指月（はぎじょうあとしづき）公園」には、日本では萩市にしかない貴重な桜「ミドリヨシノ」があり、山口県の天然記念物に指定されています。

ミドリヨシノは、花びらが純白色で、その名の由来となった緑色のガクとのコントラストが美しい桜。ソメイヨシノより少し早く咲き始めます。公園内の「志都岐（しづき）山神社」参道と旧明倫館遺構「万歳橋（ばんせいばし）」の東側にあります。

指月公園では、桜の開花に合わせて夜間ライトアップも行われます。