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ひと月だけの神秘的な光景「白川湖の水没林」─終了しました
山形県南部にある人口約7千人の町・飯豊(いいで)町。西置賜郡に属し、「日本で最も美しい村連合」加盟地域のひとつです。最上川の源流部に位置し、飯豊連峰をはじめとして総面積の約84%が山林です。
その飯豊の山並みに抱かれ、豊かな緑と水の里に出現した一大人造湖「白川ダム」は、洪水と渇水に対応し、地域の発展と豊かな生活の実現に貢献しています。
白川ダムによって形成された白川湖の周辺にある「白川ダム湖岸公園」は、春の桜並木や夏の新緑、秋の紅葉と四季を通して美しい姿を見せる公園ですが、4月中旬から5月中旬までの約1カ月間、「水没林」という春の雪解け時期だけに出現する珍しい光景を見ることができます。雪解け水が流れ込み、湖が満水になって、新緑のシロヤナギがあたかも水の中から生えているかのような幻想的な光景が広がります。特に天気の良い日の朝方には、霧に覆われることがあり、木々に朝霧がかかってさらに幻想的な風景を目にすることができます。
ゴールデンウィーク前半の4月29日(土・祝)には、上流の旧中津川小中学校で「水没林マルシェ」も開催されます。
<「白川ダム湖岸公園」の概要>
■場所:山形県飯豊町数馬218-1
■アクセス:JR米坂線「手ノ子駅」から車で約20分
■水没林の見ごろ:4月中旬から5月中旬にかけての約1カ月間
■料金:2023年より、臨時駐車場設営や誘導員の配置、渋滞緩和対策に活用するため、ゴールデンウィーク期間中のみ白川ダム湖岸公園内駐車場を利用する場合、自動車800円(1台)、二輪車500円(1台)の「協力金」が必要。協力金期間/4月29日(土・祝)~5月7日(日)
詳細は山形県公式観光・旅行情報サイト「やまがたへの旅」をご覧ください。
https://yamagatakanko.com/
<写真提供>
「やまがたへの旅」