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桜の名所・最上公園で春の訪れを祝う「カド焼きまつり」─終了しました

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2019.04.18

| まつり・イベント自慢山形県

桜の名所・最上公園で春の訪れを祝う「カド焼きまつり」─終了しました

最上公園の桜／写真提供：山形県

新庄市は山形県北部に位置し、緑豊かな山々に囲まれた一年を通して風光明媚な景色を楽しむことができる市です。

江戸時代は新庄藩が置かれた6万石の城下町で、羽州街道の宿場町でもありました。新庄藩祖・戸沢政盛が築いた新庄城は、戊辰戦争に際して新政府軍についたことから、庄内藩の攻撃を受け、陥落、城下町とともに焼失してしまいました。現在、新庄城址は最上公園となり、約300本のソメイヨシノやシダレザクラが咲く桜の名所として親しまれています。

新庄に桜とともに春の訪れを告げるのが、文字通り「春告魚（はるつげうお）」と呼ばれるニシン。東北地方では、産卵のために押し寄せるニシンが門口で獲れたことから「カド」とも呼ばれています。豪雪地帯の新庄は、冬の間鮮魚の入手が困難で、雪解けとともに入荷するカドを焼いて春の到来を喜びました。

桜咲く最上公園で、春の訪れを祝う「新庄春祭り　カド焼きまつり」が、今年も4月29日（月・祝）から5月5日（日・祝）まで開催されます。

見ごろを迎える桜とともに、旬のカドをお楽しみください。