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山形のまほろばの里・高畠町の冬まつり─終了しました
高畠町は山形県の南東にあり、奥羽山脈に源流をもつ屋代川・和田川の扇状地に開けた美しい町です。
「丘や山に囲まれた稔り豊かな住みよいところ」という意味をもつ古語「まほら」に由来する「まほろばの里」と呼ぶにふさわしい、豊かな実りにも恵まれています。
雪に覆われる冬の高畠町は、また独特の風情があります。
丹後の切戸(きれと)の文殊、大和(奈良)の安倍の文殊と並んで日本三文殊の一つとして知られる亀岡文殊も、雪の中を合格祈願に訪れる初詣客でにぎわいます。大晦日から元日にかけて、亀岡文殊周辺道路では、交通規制が行われます。
12月31日(月)から1月3日(木)と、「たかはた冬まつり」が行われる1月13日(日)~14日(月)、2月8日(金)~11日(月)には、県の指定文化財にもなっている「安久津八幡神社」の三重塔がライトアップされ、その美しい姿を現します。
たかはた冬まつりのメインイベントは、1月13日に行われる「大日如来わらじみこし」。 旧二井宿街道に面した大日如来坐像の前に奉納された長さ4m、重さ600㎏を超す「大わらじ」を、裸の若者がかついで町内を練り歩きます。夜には、お斎灯焼きや松明パレード、雪灯篭が行われ、地元の人々でにぎわいます。
2月8日(金)から11日(月)は、「まほろば冬咲きぼたんまつり」。真っ白な雪景色の中、色鮮やかな牡丹がわらで編んだ“こも”の中に咲き、冬のお花見を楽しむことができます。
<「安久津八幡神社 三重塔ライトアップ2018-2019」の開催概要>
◆開催時期:2018年12月31日(月)~2019年1月3日(木)、1月13日(日)~14日(月)、2月8日(金)~11日(月)
◆点灯時間:12月31日 17:00~翌朝7:00。その他17:00~20:00
◆場所:安久津八幡神社(山形県東置賜郡高畠町安久津2011)
◆アクセス:JR「高畠駅」から車で20分
<「大日如来わらじみこし」の開催概要>
凝灰石でつくられた、総高5.4mの大日如来の前には、古下駄、ぞうり、わらじなどがたくさん奉納され、4mもの大わらじも。雪の降る中、その大わらじを裸の若者がかついで町内を練り歩き、健康祈願をする伝統行事です。
◆開催日時: 2019年1月13日(日)15:00スタート
◆開催場所:高畠町中心商店街
◆アクセス:JR「高畠駅」から車で10分
<「まほろば冬咲きぼたんまつり」の開催概要>
JR「高畠駅」前広場に設置されたわらで編んだ“こも”の中で、大輪の牡丹の花が咲き誇ります。夜にはライトアップされ、風情豊かに。
◆開催期間:2019年2月8日(金)~11日(月)
◆開催場所:JR「高畠駅」太陽館(メイン会場)
詳細は、高畠町観光協会の公式HPをご覧ください。
<写真提供>
山形県「やまがたの広報写真ライブラリー」より