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豪華絢爛、圧倒的なスケールで甦る歴史絵巻「新庄まつり」─終了しました
日本三大急流の一つ最上川。山形県を流れ、奈良時代から舟運によって日本海側と太平洋側を結ぶ物資輸送の大動脈として活用されてきました。
新庄市は山形県の北東に位置し、かつては羽州街道の宿場町として発展、また、最上川水運の主要積出港でもありました。
今から260年以上前の江戸中期にはじまった「新庄まつり」は、豪華絢爛な20台の山車行列、200人の侍や神官による古式ゆかしい神輿渡御行列、新庄城址で舞われる萩野・仁田山鹿子踊など藩政時代をしのばせる歴史絵巻が次々と繰り広げられ、圧倒的なスケールで展開される祭りです。その起源は1756(宝暦6)年にさかのぼり、時の藩主戸沢正諶(とざわまさのぶ)が、前年の大凶作にうちひしがれていた領民に活気と希望を持たせ、豊作を祈願するために、戸沢氏の氏神である城内天満宮の「新祭」を領民あげて行ったとされています。
2009(平成21)年、国重要無形民俗文化財に指定され、2016(平成28)年12月、「日本の山・鉾・屋台行事」の一つとして、山形県内初で唯一のユネスコ無形文化遺産に登録されました。
新庄まつりは毎年8月24日・25日・26日の3日間にわたって開催され、まちを熱気と興奮の渦に包みこみます。
<「新庄まつり」の開催概要>
◆開催日:2017年8月24日(木)・25日(金)・26日(土)
◆会場:最上公園(新庄城址)~新庄駅前通~JR「新庄駅」前交流広場「アビエス」
◆主催:新庄まつり実行委員会
8月24日_宵まつり
★奉納新庄囃子★
新庄城址(最上公園)に鎮座する戸沢神社、護国神社、天満宮に新庄囃子を奉納し、三日間の無事と安全を祈願します
時間:8:30~
場所:新庄城址
★新庄囃子合同演奏会★
山車巡行を前に囃子若連が新庄駅前で一堂に会し、若連ごとにお囃子を披露
時間:9:30~
場所:新庄駅前ふれあい広場「アビエス」
★戸沢神社例大祭★
藩政時代の藩主戸沢家が祀られている戸沢神社の例大祭
時間:10:00~
場所:戸沢神社(最上公園内)
★山車行列★
各山車若連が完成した山車20台を市内各方面で披露、山車若連ごとに巡行コースが異なるため、市内各所で山車を見ることができます
時間:12:00ごろ~
場所:市内各所
★宵まつり山車行列★
天満宮からいただいた御神火を代表者に移す儀式「灯入式」のあと、市内各方面を巡回していた山車が南本町十字路で合流、駅前通りを進み、アビエスへ。山車行列がアビエスに到着するころには、日が落ちて、照明の入った山車が幽玄の世界へいざないます。
時間:灯入式/18:00~、山車行列/18:30~
場所:南本町十字路~新庄駅前「アビエス」
8月25日_本まつり
新庄天満宮の例大祭。古式ゆかしい神輿渡御行列、宵まつりとは違った表情を見せる山車行列が行われ、市中は勇壮なまつり囃子と粋なかけ声に包まれます。
★天満宮例大祭★
新庄藩主戸沢家の氏神「新庄天満宮」で、おごそかな雰囲気の元、例大祭が執り行われます。
時間:7:00~
場所:新庄天満宮(最上公園内)
★まつり行列出発式★
各若連代表、新庄藩の武士になりきった氏子総代、1番運行を引き当てた山車が集まり、本まつりの成功と安全を祈願
時間:8:30~
場所:最上公園
★神輿渡御行列★
氏子総代、各小頭等の約200名が新庄藩の武士になりきって神輿を警護。傘回し、挟箱、熊の積み毛を持った伊達衆の息の合った足さばきなどを見ることができます。
時間:9:00~
場所:最上公園出発
★本まつり山車行列★
神輿渡御行列に続き、山車行列が駅前通りを巡行、「アビエス」に向かいます。
時間:10:00 老人福祉センター前出発、16:00頃 雪の里情報館 山車解散
8月26日_後まつり
古くから伝わる民俗芸能「鹿子踊」が奉納され、山車全20台が市内中心街に一堂に会する「飾り山車」が開催されます
★奉納 鹿子踊★
新庄市北部の萩野と仁田山に古くから伝わる民俗芸能「萩野鹿子踊」「仁田山鹿子踊」が戸沢神社と護国神社に奉納されます。全国的に珍しいカモシカを模した踊りで、五穀豊穣を祈願する踊りと伝えられています
時間:10:00~
場所:最上公園
★飾り山車★
全20台の山車が中心商店街に一堂に展示され、今年は、若連による山車の見どころ解説や、まつり囃子演奏体験なども予定されています
時間:10:00~16:00
場所:駅前通り、本町通り、大町通り、中央通り
★街中鹿子踊★
南本町十字路で、鹿子踊が披露されます
時間:13:00~
場所:南本町十字路
★手締式★
四方に山車を配した南本町十字路で手締式が行われ、3日間の華麗な新庄まつりは幕を下ろします
時間:16:00~
場所:南本町十字路
詳細は、新庄まつりの公式HPをご覧ください。
<写真提供>
山形県(「やまがたの広報写真ライブラリー」より)