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日本最大級の水力発電ダム・黒部ダムで大迫力の観光放水─終了しました
世紀の大事業によって建設された黒部ダム。1956(昭和31)年から7年の歳月をかけて1963(昭和38)年に完成した、日本最大のアーチ式ダムです。
今でも、日本最大級の水力発電ダムとして稼働し、総貯水量は約2億立方メートル、年間発電量は約10億kWhになります。毎年100万人以上の観光客が訪れ、6月26日(月)から10月15日(日)まで、観光放水が行われます。
日本一の高さ、186mのダムから毎秒10トン以上の水が水煙を上げて落ち、河床からの風で水しぶきがえん堤まで舞い上がることもあります。午前中に日が差せば、きれいな虹がかかることもあるのだとか。ダムの展望台だけでなく、放水観覧ステージ、新展望広場、ダムえん堤といった絶景を楽しめるビュースポットがあり、それぞれ違った表情の放水を観ることができます。
今、話題のダムカレーも、1965(昭和40)年初頭には扇沢レストハウスで「アーチカレー」という名で発売されていました。2009年7月に長野県大町市で「黒部ダムカレー」という名称で、市内7店舗で提供され、ご当地グルメとして話題になりました。今では参加店も増え、各お店独自の工夫をこらした黒部ダムカレーが登場しています。長野県側の入口である大町市で、黒部ダムカレーの食べ歩きにもチャレンジを。
<「黒部ダムの観光放水」の開催概要>
◆開催期間:2017年6月26日(月)~10月15日(日)
◆開催時間:6月26日~7月31日/6:00~17:30、8月1日~9月10日/6:30~17:00、9月11日~10月15日/7:00~16:30
◆開催場所:黒部ダム(富山県中新川郡立山町芦峅(あしくら)寺)
◆アクセス:富山県側から/黒部渓谷鉄道「立山駅」→立山ケーブルカー「美女平」駅→高原バス「室堂」→立山トンネルトロリーバス「大観峰」→立山ロープウェイ「黒部平」→黒部ケーブルカー「黒部湖」下車、徒歩すぐ
長野県側から/JR「信濃大町駅」→路線バスで「扇沢」→関電トンネルトロリーバス「黒部ダム」下車、徒歩すぐ
◆見学料:無料
<放水ビューポイント>
★ダム展望台★
黒部ダム駅から220段の地中階段を登ると、標高1,508mの展望台に到着。放水とともに立山連峰や北アルプスの大パノラマが楽しめる、絶景ポイントです。
休憩所、喫茶コーナー、売店があります。
★放水観覧ステージ★
野外階段の中腹に位置し、放水をほぼ真正面から観ることができます。ダムレストハウスからバリアフリーでつながっているため、車いすやベビーカーでの移動が可能です。
★新展望広場★
大迫力の放水を最も近い位置から観ることができます。1.5m以上のバルブから出る毎秒10トン以上の放水をほぼ真横から楽しめます。2016年6月にオープンしたレインボーテラスから、晴れた日には虹を観ることができるかも。
★ダムえん堤★
放水を真上から眺めることができるダムえん堤は全長492m、高さ186mは日本一の高さです。
東は後立山、西は立山連峰に囲まれた北アルプスの豊かな大自然をお楽しみください。
黒部ダム駅から連絡通路回りで徒歩5分。
詳細は、黒部ダムの公式HPをご覧ください。
<写真提供>
公益社団法人 とやま観光推進機構
富山県観光公式サイト「とやま観光ナビ」