まち自慢.net
日本のマンガの原点「トキワ壮マンガミュージアム」開館
トキワ壮の外観／写真提供：トキワ壮マンガミュージアム（共同通信PRワイヤー）
新型コロナウイルス感染症感染拡大防止のため、開館が延期されていた「豊島区立トキワ壮マンガミュージアム」（東京都）が、7月7日（火）にいよいよオープンします。
1952（昭和27）年に建てられたトキワ壮は、手塚治虫、石ノ森章太郎、赤塚不二夫、藤子・F・不二雄、藤子不二雄Ⓐ、水野英子など昭和を代表するマンガ家たちが若手時代に集い、暮らした伝説のアパートです。
老朽化のため、1982（昭和57）年に解体されましたが、写真や聞き取りにより、外観や間取り、描きかけの原稿やペンが置かれたマンガ家の部屋、木造階段のギシギシ鳴る音まで、当時の姿が忠実に再現されています。
開館記念企画として【「漫画少年とトキワ壮」～トキワ壮すべてはここからはじまった～】が7月7日（火）から9月30日（水）まで開催されます。『漫画少年』は、手塚治虫が「ジャングル大帝」を連載し、全国のマンガ家を目指す若者たちが作品を投稿した雑誌。
1947（昭和22）年12月に創刊され、1955（昭和30）年に廃刊されるまでの約8年間に、本誌95冊、増刊6冊の計101冊が発行され、多くのマンガ家を輩出しました。現存数が少なく、貴重な『漫画少年』約100冊が一斉公開されるとともに、1986年に豊島区立郷土資料館で開催した特別展「トキワ壮のヒーローたち」でマンガ家の皆さんが寄せ書きした襖も展示されます。
なお入館は、新型コロナウイルス感染予防の観点から、当面の間は事前予約制となります。電話または公式HPからお申込みください。
＜施設概要＞
◆開館日時：2020年7月7日（火）10：00～18：00（入館は17：30まで）
◆休館日：月曜日（祝日の場合は翌平日）
◆所在地：東京都豊島区南長崎三丁目9番22号
◆アクセス：都営大江戸線「落合南長崎駅」A2出口から徒歩5分、西武池袋線「東長崎駅」南口から徒歩10分、西武池袋線「椎名町駅」南口から徒歩15分
◆入館料：無料
◆入館事前予約：電話または公式HPからお申込みください
電話：03-6915-3666
※受付時間：10：00～17：00（月曜休み）
入館事前予約のお申込みなど詳細は、公式HPをご覧ください。
https://tokiwasomm.jp/
＜写真提供＞
豊島区立トキワ壮マンガミュージアム（共同通信PRワイヤーより）
