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大正大学学生がプロデュース、4,000人が参加する「鴨台盆踊り」─終了しました
東京都豊島区巣鴨にキャンパスを持つ大正大学は、2026年に創立100周年を迎えます。「スガモで育む日本の未来」を標榜し、地域とのつながりを重視している同大学では、学生の企画・運営による盆踊りイベント「鴨台盆踊り」を開催しています。
大正大学の盆踊りは、戦後に始まり、1970年代まで同大学を会場に実施されていました。その後、長らく途絶えていましたが、2011年東日本大震災の追悼イベントとして、「鴨台踊り」が開催されるようになり、今年で9回目を迎えます。今年は「人と霊 輪になる」をキャッチコピーに、7月5日(金)、6日(土)に巣鴨キャンパスで開催されます。
近年は「“とげぬき地蔵尊”高岩寺」の巣鴨納涼盆踊り、巣鴨駅ロータリーの巣鴨盆踊りと並んで「スガモ三大盆踊り」の一つと称され、学生、教職員、地域住民など4000人を超える来場者でにぎわう巣鴨・滝野川の夏の風物詩となりました。
この盆踊りは、大正大学で開講している「サービスラーニング(地域イベントを通した世代間交流)」の授業でプロデュースする、全国でも珍しい学生の企画・運営によるイベントです。豊島区、北区をフィールドに、盆踊りという一つのプロジェクトを通して地域の特徴や課題を考える「課題解決型学習(PBL)」を展開し、ターゲット設定からイベント内容の企画、広報、会場設営などを行っています。学生自らが大学教職員とコンタクトを取り、備品の手配や対外的な広報の依頼などを行い、自ら行動する力、関係者との関係構築や調整力などを養っています。
踊れないから盆踊りには参加しにくいと感じている方のために、両日とも本番前に練習会が開かれます。気軽に参加してみては。
<「第9回鴨台盆踊り『人と霊 輪になる』」の開催概要>
◆開催日:2019年7月5日(金)・6日(土)
◆開催時間:16:00~開場、18:00~盆踊り開始、20:00終了予定
◆会場:大正大学 巣鴨キャンパス(東京都豊島区西巣鴨3-20-1)
◆アクセス:都営地下鉄三田線「西巣鴨駅」下車、徒歩2分。JR埼京線「板橋駅」東口下車、徒歩10分。都電荒川線「庚申塚駅」または「新庚申塚駅」下車、徒歩7分
◆主催:大正大学
◆後援:豊島区
詳細は、大正大学の公式HPをご覧ください。
https://www.tais.ac.jp/
<写真提供>
大正大学(共同通信PRワイヤー)