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2018.08.28
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文化・芸術活動自慢
東京都
演劇を志す人々が集う街で「池袋演劇祭」開催─終了しました
1989(平成元年)から地域密着型の演劇祭として、毎年9月に実施されている「池袋演劇祭」も今年で30回目を迎えます。
東京都豊島区は、1952(昭和27)年の戦後都内の区立公会堂第1号となった豊島公会堂のオープンなど、終戦直後から演劇文化が芽吹き、昭和40年代には小劇場や群小劇団の拠点となっていきました。
1988(昭和63)年、演劇による地域振興を目指して「東京国際演劇祭’88池袋」が開催され、“演劇のまち”としてのイメージが形成されていく中で、豊島区に点在する劇場が連携し、1989(平成元)年第1回池袋演劇祭が始まりました。審査員100人を一般から公募する、だれでも参加できるユニークなこの演劇祭は、若手劇団の登竜門として定着。公募審査員の採点によって参加作品が表彰され、大賞受賞劇団には、翌年度区立ホールが無償提供されるほか、広報面でのサポートも受けられます。
30回目の今年も、9月1日(土)から30日(日)まで、豊島区および近郊の17の会場で開催されます。参加は、去年の入賞団体と特別参加団体を含め54団体。
暑さが残りそうな今年の秋、豊島区の涼しい劇場で演劇三昧もよいのでは。
<「第30回池袋演劇祭」の開催概要>
◆会期:2018年9月1日(土)~30日(日)
◆会場:豊島区および近郊の17会場
◆参加団体数:54団体
◆主催:池袋演劇祭実行委員会
◆後援:一般社団法人豊島区観光協会、東京芸術劇場(公益財団法人東京都歴史文化財団)
詳細は、「池袋演劇祭」の公式サイトをご覧ください。
https://ikebukuroengekisai.jp/
<写真提供>
東京発フリー写真素材集
http://www.shihei.com/tokyo_001.html