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東京港野鳥公園で「第6回里地里山フェスティバル」「潮入りぐるっと観察会」も─終了しました
東京湾の埋立地によみがえった自然を生かして1989年に開園した東京港野鳥公園。かつては遠浅の海でしたが、1960年代後半から始まった埋め立てで地面に雨水が溜まり、池や原っぱができました。そこにいつしか野鳥が集まるようになって、バードウォッチングの名所となった大井埋立地が、公園として整備されたものです。大田市場(東京都中央卸売市場)に隣接し、24.9haの広さがあります。
海とつながった潮入りの池やヨシ原、淡水池、小川、森林など多様な環境で構成され、毎年シギ・チドリ類、カモ類などの水鳥や小鳥類、オオタカなどが飛来し、年間120種類前後、開園以来では277種類もの野鳥が観察されています。水辺の生物やカニをはじめとする干潟の生物、草地や林にすむ虫なども多く見られる都会のオアシスです。
東京港野鳥公園で、毎年開催されている「里地里山フェスティバル」。自然について学び、遊び、楽しい1日を過ごしていただこうと、秋の1日、講師を招いての教室や野菜収穫体験、干潟観察ツアー、貝がらの飾りづくりなど、家族で楽しめる体験型のイベントが盛りだくさんに行われるもので、当日はなんと入園料が無料に。第6回目となる今年は、11月19日(日)に開催されます。この機会に東京港野鳥公園に行ってみませんか?
11月12日(日)には、いつもは立ち入りが制限されている潮入りの池や東淡水池を一周し、グリーンボランティアの案内で干潟の生物や季節の植物を観察する「潮入りぐるっと観察会」が実施されます。普段は見過ごしがちな小さな生物や植物が見つかるかも。1時間ほど歩ける体力があれば、どなたでも参加できます。
<「東京港野鳥公園」の概要>
◆開園時間:11月~1月 9:00~16:30、2月~10月 9:00~17:00
◆休園日:毎週月曜日
◆場所:東京都大田区東海3-1
◆アクセス:JR「大森駅」東口、京急「平和島駅」から、京浜急行バスで「野鳥公園」または「東京港野鳥公園」で下車、徒歩5分。JR「品川駅」東口(港南口)から、都営バス「大田市場」・「大田市場北門行き」で「大田市場北門」で下車、徒歩5分。東京モノレール「流通センター駅」下車、徒歩15分。
◆入園料:大人(高校生以上)300円、65歳以上150円、中学生150円(都内在住・在学の中学生は、証明できるものを提示すれば無料)、小学生以下 無料。
<「第6回里地里山フェスティバル」の開催概要>
野菜の収穫体験やイネの脱穀体験など、家族で楽しめるイベントが行われます。しかも当日は入園料無料です。
◆開催日時:11月19日(日)10:00~15:00
◆定員:なし
◆申込方法:どなたでも参加できます
◆費用:入園料無料(一部有料イベントあり)
<「潮入りぐるっと観察会」の開催概要>
グリーンボランティアの案内で潮入りの池や東淡水池を一周して、干潟の生物や植物を観察します。
◆開催日時:11月12日(日)13:00~15:30
◆定員:40名
◆申込方法:当日12:45~受付開始。先着順
◆費用:無料(入園料別途)
◆持ち物など:双眼鏡(貸出用あり)、歩きやすい靴、歩きやすい服装
詳細は、東京都の公式HPをご覧ください。
トップページ>これまでの報道発表 > 報道発表/平成29(2017)年 >10月>都立海上公園からのお知らせ(11月開催イベント)
http://www.metro.tokyo.jp/tosei/hodohappyo/press/2017/10/31/01.html
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