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街のどこもが美術館「第11回新池袋モンパルナス 西口まちかど回遊美術館」─終了しました
昭和初頭から戦後にかけて、東京・池袋駅西口周辺には多くの芸術家が住み、時代風潮に矜持を保ちながら創作活動に励み、芸術の街として輝きを放っていました。ここに集った芸術家たちは互いに友情を育み、「池袋芸術派」「池袋モンパルナス」と呼ばれるコミュニティを形成するようになったのです。
当時の精神を現代に引き継ぎ、池袋西口の文化振興に役立てようと、毎年「新池袋モンパルナス西口まちかど回遊美術館」が開催されています。
11回目を迎える今年も、5月19日(木)から6月1日(水)まで、西口を中心に豊島区内のギャラリーや喫茶店、メトロ通路など40カ所以上の“まちかど”を舞台に多様な作品が展示されます。
<「第11回新池袋モンパルナス西口まちかど回遊美術館」の開催概要>
◆開催期間:2016年5月19日(木)~6月1日(水)
◆開催場所:東武百貨店、東京芸術劇場、郷土資料館のほか、池袋西口を中心とした豊島区内のギャラリー、喫茶店、メトロの通路、ショーウインドーなど
◆主催:新池袋モンパルナス西口まちかど回遊美術館実行委員会
◆発起人団体:NPO法人ゼファー池袋まちづくり、立教大学、東武百貨店、豊島区
◆総合案内所:東武ホープセンター地下中央通路(受付10:00~16:00)
<主なプログラム>
★まちかどこども美術展★
「50年後のまち」「エンブレム」「おかしな夢」などをテーマに豊島区内にある区立小学校20校、私立小・中学校3校、都立大塚ろう学校の24校の児童・生徒による絵画作品、立体作品、総計1050点が一堂に展示されます。
期間:5月21日(土)~6月1日(水)
会場:豊島区庁舎1階としまセンタースクエア
★池袋アートギャザリング2016★
特別企画として、アーティスト集団C-DEPOTがプロデュース。池袋モンパルナスの精神に賛同したアーティスト達が、テーマ「PLAY」を独自に解釈し、池袋駅周辺の各会場で展覧会やパフォーマンスを展開。アートを鑑賞する人々が街を回遊することで、各エリアが連結し、さらにアーティストたちが集い相互に影響を与え合うことで、華やかなりしころの文化と芸術のまち「池袋」を再びよみがえらせることを目指しています。
PLAY×KOKESHI:企画に賛同したアーティスト達が宮城県発祥の民芸品「こけし」を題材にアートを制作。13mの巨大バルーンこけし“花子”も登場します。会場/東京芸術劇場ほか
PLAY×ART:公募で選ばれたアーティスト、前回参加のアーティストたちが集結して、各所で個性あふれる展示を展開。会場/東武百貨店ほか
PLAY×LIVE:アーティストたちが行うライブペイントやパフォーマンス。会場/池袋西口公園ほか
PLAY×MARKET:アートを見るだけでは物足りない方、世界で一つだけのアイテムをお探しください。
会場/池袋西口公園
★立教大学による企画イベント★
①特別講演会「あわい(間)の街としての池袋、そして池袋モンパルナス─社会心理学からの考察─」
日時:5月21日(土)14:00~16:00
会場:東京芸術劇場5Fシンフォニースペース
講師:押見輝男氏(立教大学名誉教授)
参加費:1000円
定員:150名(要事前申込、先着順)
②立教大学漫画研究会
似顔絵描きとポストカード、ぬり絵の販売。
日時:5月21日(土)・22日(日)、28日(土)・29日(日) 13:00~16:00
会場:東武ホープセンター地下中央通路
③旧江戸川乱歩邸 特別公開&ギャラリートーク
乱歩の旧邸(応接間)と土蔵の特別公開。
特別公開:5月20日(金)~6月1日(水)の火曜と木曜を除く10日間 10:00~16:00
ギャラリートーク:5月21日(土)、28日(土) 13:00~13:30
会場:旧江戸川乱歩邸(立教大学内)
詳細は、公式サイトをご覧ください。
<写真提供>
フリー写真素材 フォトック
東京発フリー写真素材集
http://www.shihei.com/tokyo_001.html