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2021.06.08
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花自慢
栃木県
太平山神社の約1000段の石段を彩るあじさい「とちぎあじさいまつり」
栃木県栃木市の中心部に位置する「太平山(おおひらさん)県立自然公園」は面積1067ha。太平山の山頂に近い謙信平から、関東平野が一望でき、見晴台からは筑波山や、晴れた日には遠く東京副都心の高層ビル群や富士山を見ることができます。
太平山の頂上から約1000段に及ぶ長い表参道の石段を登ったところにあるのが太平山神社。827年、慈覚大師(円仁)によって創建されたと言われ、徳川将軍家をはじめ、多くの人々から信仰を集めてきました。
6月下旬から7月上旬にかけて、この1000段の石段の両側に西洋あじさい、額あじさい、山あじさいなど約2500株のあじさいが咲きそろい、「とちぎあじさいまつり」が開催されます。
この山で産出される石を使った「のづら積み」の石段は、太平山神社の信徒の労力と寄進によるもの。その石段の両脇に、1974(昭和49)年、ライオンズクラブがあじさいを植樹して、見事なあじさいの石段が出来上がりました。あじさいを眺めながらたどる1000段の石段は多くの人々を惹きつけています。
<「とちぎあじさいまつり」の開催概要>
◆開催期間:2021年6月18日(金)~7月4日(日)
◆会場:太平山あじさい坂(栃木県平井町)
◆アクセス:JR両毛線「栃木駅」・東武日光線「栃木駅」から関東バス「倭町経由国学院行」で約15分、終点下車徒歩約4分で「太平山あじさい坂入口」着。太平山神社までは1000段の石段をゆっくり上って約18分。
詳細は、公益社団法人栃木県観光物産協会の公式HP「とちぎ旅ネット」をご覧ください。
https://www.tochigiji.or.jp/
<写真提供>
公益社団法人栃木県観光物産協会