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悠久の時を超えた幻のそば「伊吹そば街道デジタルスタンプラリー」─終了しました
滋賀県米原市の特産品「伊吹そば」は、古くから信仰の山として崇められている伊吹山ろくを中心に栽培されている在来種で、その栽培は平安時代後期から鎌倉時代にかけて始まったと言われています。
江戸時代には彦根藩士で、俳人・松尾芭蕉の弟子でもあった森川許六が編んだ『本朝文選』に「伊吹蕎麦。天下にかくれなければ。辛味大根。又此山を極上とさだむ。」と記されるなど、上質なそばの産地として知られていました。諸侯や藩士にふるまわれ、藩に献上されたとも伝わっています。
「伊吹そば」は、米原市伊吹地域で品種改良などが行われずに種子が引き継がれ続けた在来種で、小粒で緑みが強く、香りが強く感じられることが特徴です。地元では、伝統野菜である伊吹大根をすりおろした「おろしそば」でいただくことが一般的。
極小粒なため、一杯の蕎麦を打つのにより多くのそばの実を必要としますが、それがほかにはない独特の風味と食感を与えています。
米原市内8店舗が参加する「伊吹そば街道デジタルスタンプラリー」が3月19日(日)まで開催されています。参加店舗で伊吹そば1杯を食べるか、または伊吹そば1商品を買うごとにもらえるスタンプを4つ集めると米原市の特産品詰め合わせセット(3000円相当)が30名に当たる抽選に応募できます。
<「伊吹そば街道デジタルスタンプラリー」の開催概要>
■開催期間:2023年2月4日(土)~3月19日(日)
■参加店舗:米原市内8店舗
■参加方法:米原駅観光案内所公式ラインアカウントをお友達追加して参加する
■応募方法:参加店舗で伊吹そばを「食べる」または「買う」と1スタンプもらえ、スタンプを4個集めると、商品応募ボタンが表示され、応募ボタンから米原市の特産品が当たる抽選に応募できます。
■賞品:「米原市の特選品詰め合わせセット」(3000円相当)が抽選で30名に当たります
詳細は一般社団法人びわ湖の素DMOの公式HP「長浜・米原を楽しむ観光情報サイト」をご覧ください。
https://kitabiwako.jp/
<写真提供>
一般社団法人びわ湖の素DMO(共同通信PRワイヤーより)