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伊吹山の高山植物が見ごろに、米原駅から登山バスも運行中─終了しました
伊吹山は滋賀県の最高峰で、日本百名山の一つ。岐阜県との境界にあり、眼下に琵琶湖、比良、比叡の山々を望み、遠く日本アルプス、伊勢湾までの大パノラマを展望することができます。
日本武尊(やまとたけるのみこと)の伝説にも登場し、古くから信仰の山として崇められてきました。
約1300種の高山植物、薬草のほか野鳥、昆虫の宝庫です。松尾芭蕉に「そのままよ 月もたのまし 伊吹山」と謳われ、「奥の細道」に残されています。
8月になると、シモツケソウ、キンバイソウ、ルリトラノオなどの高山植物が見ごろを迎えます。8月5日(日)まで、山頂に、緑の腕章を付けたお花のガイドが待機し、声をかけると無料でガイドをしてくれます。
8月4日(土)には、夏の奥伊吹スキー場を貸し切って、里おこしイベント「伊吹の天窓2018」が開催されます。切り絵作家・早川鉄兵による会場演出。ステージイベントのほか、スタッフ厳選FOODブース星空食堂やゆっくりマルシェコーナーで、地元ならではの料理が提供されます。
8月31日(金)まで、JR米原駅西口と伊吹山山頂を結ぶ登山バスが1日1便運行しています。手軽に夏の高山植物と伊吹山頂からの絶景を楽しむことができます。
<「伊吹山」について>
◆標高:約1377m、登山距離約6km
◆登山時間の目安:山麓から山頂まで片道約3時間30分
◆山頂の気温:ふもとより8度から10度低くなっています
◆所在地:滋賀県米原市上野ほか
◆アクセス:JR「近江長岡駅」からバスで「伊吹登山口」下車、徒歩10分
◆伊吹山と日本武尊:今から2000年ほど前、伊吹山に荒ぶる神がいると聞き、征伐のために伊吹山に登った日本武尊でしたが、途中で白い大きな猪と出会います。「伊吹の荒神の使いの者」と考えた日本武尊が「今、殺さなくても、帰りに殺してやろう」と言ったところ、この猪こそが伊吹の荒神で、尊の言葉を聞いて、大氷雨を降らせ、尊は熱病を発症、下山を余儀なくされます。麓に湧き出る清水を飲んで正気を取り戻したことから、「居醒め(いざめ)の清水」と呼ばれるようになったこの清水は、今も地域の人々にとって大事な生活用水であり、オアシスになっています。「平成の名水百選」にも選ばれています。
詳細は、米原市観光協会の公式HPをご覧ください。
<高山植物のボランティアガイドについて>
日本海側と太平洋側の気候が入り混じる気象と石灰岩質に育まれた多くの動植物が生息する伊吹山。約1300種類の植物が発見されている高山植物の宝庫です。8月5日(日)まで、緑の腕章を付けたガイドが無料で高山植物のガイドをしてくれます。
◆実施期間:7月22日(日)~8月5日(日)
◆時間:山頂のガイド(平日)11:00~、土日 11:00~と12:30~
西登山道のガイド 10:00~11:00
◆ガイド:伊吹山もりびとの会
<「伊吹山登山バス」の運行について>
8月31日(金)まで、米原駅西口から伊吹山ドライブウェイを通り、頂上の伊吹山スカイテラス駐車場を結ぶバスが運行しています。
◆運行期間:7月14日(土)~8月31日(金) 1日1往復
◆運行ルート:(往路)米原駅西口発10:05 ~ 伊吹山スカイテラス駐車場着11:25
(復路)伊吹山スカイテラス駐車場発15:10 ~ 米原駅西口着16:30
◆運賃:おとな1名 片道1400円、こども1名 片道700円
◆運行/予約:湖国バス株式会社 長浜営業所 TEL:0749-62-3201
◆HP:http://www.ohmitetudo.co.jp/bus/
<「伊吹の天窓2018」の開催概要>
奥伊吹地域を大きなキャンパスとして、「音」「光」「食」「モノ」「体」を通じてここでしかできない表現を行うイベント
◆開催日時:8月4日(土)16:00~
◆料金:一般2500円、中学生以下無料
◆会場:奥伊吹スキー場(滋賀県米原市甲津原)
◆アクセス:JR東海道本線「近江長岡駅」から送迎バスあり(30分)。車で名神高速道路「米原IC」から40分、「関ケ原IC」から50分
◆HP:http://ibukinotenmado.com/
<写真提供>
滋賀県総合政策部広報課/米原市経済環境部商工観光課
(共同通信PRワイヤーより)