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7月催行「埼玉三偉人ゆかりの地を巡る旅」─終了しました
渋沢栄一、塙保己一(はなわほきいち)、荻野吟子(おぎのぎんこ)の埼玉三偉人ゆかりの地を巡る日帰りと1泊2日の貸切バスツアーが7月10日(金)・11(日)に開催されます。
1840年、現在の深谷市に生まれた渋沢栄一は、日本資本主義の父と言われ、現在の日本経済の基盤をつくった実業家です。2024年度に刷新される新しい1万円札の顔となります。生涯に500あまりの企業の設立にかかわり、約600の教育・社会福祉事業を支援し、民間外交にも尽力しました。1878年、東京商工会議所の前身となる東京商法会議所を設立し、初代会頭に就任、後継団体である東京商工会、東京商業会議所の会頭も務めました。
塙保己一は、江戸時代の盲目の国学者です。1746年、現在の本庄市に生まれました。7歳で病のため失明し、15歳の時に江戸へ出て、学問の道に進み、「群書類従」を40数年の歳月をかけて編集・刊行しました。視覚と聴覚の重複障害者であったヘレン・ケラーが、1937(昭和12年)に初来日した際、母親から『日本の塙保己一先生はあなたの人生の目標となる方ですよ』教えられたと言い、心の支えとした日本人です。
1851年、熊谷市に生まれた荻野吟子は、女性の医師への道が閉ざされていた明治初期に、制度の改革に取り組み、1885年医術開業試験に合格した、日本の公許女医第一号です。医師としてだけでなく、社会活動家として、女性の地位向上や衛生知識の普及にも大きく貢献しました。
今回のツアーは、三偉人の記念館や生家などゆかりの地を1日で巡る日帰りプランと、農家出身で蚕桑(さんそう)や蚕種(さんしゅ)に詳しかった渋沢栄一が、設置主任に任命され、官営製糸場の設立に尽力した富岡製糸場も訪ねる1泊2日プランの2種類のプランが用意されています。
マスク着用、乗車前の検温実施、乗車前などの消毒実施、フィジカルディスタンスを考慮した座席への着席といった感染防止策を行っての実施となります。
<「埼玉三偉人ゆかりの地を巡る旅」の実施概要>
◆出発日:1泊2日プラン/2020年7月10日(金)、日帰りプラン/7月11日(土)
◆募集人員:いずれも30名(最小催行人員15名)
◆添乗員:同行
◆旅行企画・実施:一般社団法人埼玉県物産観光協会
◆コース
1泊2日プラン:(1日目)大宮駅西口・ソニックシティ集合・出発→塙保己一記念館・生家→上里カンターレ(昼食)→富岡製糸場(群馬県富岡市)→ガトーフェスタハラダ(工場見学)→本庄市内ホテル宿泊→夕食各自 (2日目)尾高惇忠生家→渋沢栄一記念館・生誕の地「中の家(なかんち)」→麵屋 忠兵衛(昼食)→妻沼聖天山→荻野吟子記念館→葛和田の渡し→道の駅めぬま→大宮駅西口着・解散
日帰りプラン:大宮駅西口・ソニックシティ集合・出発→塙保己一記念館・生家→上里カンターレ(休憩)→割烹 楓(昼食)→尾高惇忠生家→渋沢栄一記念館・生誕の地「中の家(なかんち)」→妻沼聖天山→荻野吟子記念館→熊谷駅北口着・解散
◆旅行代金(おとなひとり)
1泊2日プラン:19,800円(埼玉グランドホテル本庄泊、1~2名1室利用/朝食1回・昼食2回)
日帰りプラン:4,800円(昼食1回)
詳細は、一般社団法人埼玉県物産観光協会の公式HP「ちょこたび埼玉」をご覧ください。
https://chocotabi-saitama.jp/
<写真提供>
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