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行田市の“天然記念物”1400年以上前の蓮が咲く「古代蓮の里」─終了しました
1971(昭和46)年、埼玉県行田市で公共施設建設工事の際に偶然出土した種子が自然発芽し、池に開花しているのが発見された蓮は、花弁の数が少ない原始的な形態を持ち、約1400~3000年前の蓮であると推定されました。地中深く眠っていた多くの蓮の実が出土し、自然発芽して一斉に開花した例は極めて珍しく、「行田蓮」と名付けられたこの蓮は、行田市の“天然記念物”に指定されています。
「古代蓮の里」は、行田蓮が自生する付近に整備された14ha、東京ドーム約3個分の広さを持つ公園で、6月下旬から8月上旬にかけて行田蓮をはじめ42種類12万株の蓮が咲きます。
今年の開花期は、6月25日(土)から8月7日(日)。行田蓮発掘調査の記録や行田蓮に貢献された黒田清修博士の研究論文などが展示されている古代蓮開館や売店などが、早朝の開花に合わせて午前7:00から営業し、駐車場は5:00から14:00まで有料となります。
7月10日(日)には「第19回行田蓮まつり」も開催されます。6月25日(土)から7月31日(日)まで、JR高崎線「行田駅」から古代蓮の里までシャトルバスの運行も。この機会に早起きして、古代蓮を見に行きませんか。
<「古代蓮の里」の概要>
◆開花期間:2016年6月25日(土)~8月7日(日)
◆開園時間:終日開放
◆開花期間中の園内施設の営業時間:古代蓮開館/7:00~16:30、売店/7:00~16:00、駐車場/5:00~14:00(有料)
◆入園料:無料(蓮の開花時期も無料)
◆所在地:埼玉県行田市小針2375番地-1
◆アクセス:JR高崎線「行田駅」から行田市市内循環バスで「古代蓮の里」下車。6月25日(土)から7月31日(日)までシャトルバスの運行も(大人200円、小人100円)
<「第19回行田蓮まつり」の開催概要>
◆開催日時:7月10日(日) 7:00~13:00
◆開催場所:古代蓮の里園内
◆内容:蓮粥・蓮餅・蓮茶の無料試食、古代蓮音頭、忍城おもてなし甲冑隊演舞、金魚すくい、行田市特産品コーナーなど。
◆主催:行田蓮まつり実行委員会
詳細は、「古代蓮の里」の公式HPをご覧ください。
https://www.ikiiki-zaidan.or.jp/kodaihasu/
<写真提供>
フォトさいたま