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「第37回与那原大網曳まつり」8月3日(土)・4日(日)開催─終了しました
旧暦の6月から8月(新暦の7月から9月ごろ)にかけて、沖縄では大網引きが行われます。
雄綱と雌綱と呼ばれる二本の綱の先に作られた輪をカナチ棒で結合させて、東側の雄綱と西側の雌綱に分かれて引き合います。「けんか綱」と呼ばれる激しくぶつかり合う綱引きもあります。
翌年の豊作や大漁祈願、雨ごいや厄除けなどを目的に行われ、勝負の結果で吉凶を占います。
沖縄の三大綱引きの一つ「与那原(よなばる)大網曳まつり」が、8月3日(土)・4日(日)に開催されます。
与那原大網曳は、今から440年余り前、1500年代の尚永王時代に始まったと伝えられています。豊年祈願の神事として始まり、東西の綱の結合によって稲の実りを前祝し、勝敗によって吉凶を占います。
与那原大綱曳は、沖縄の他の綱引きと異なり、東西併せて90m、重さ5トンある綱の上に「支度」が乗り街を練り歩きます。支度とは、琉球の歴史上の人物や物語の主人公などに扮した人。毎年男性14名が選ばれ、化粧を施し、豪華絢爛な衣装を身に着けて大網の上に乗ります。
大網が合わさり、カナチ棒が入った瞬間、綱が地面に叩きつけられて綱引きがスタートします。東西にひき合いながらの攻防は迫力満点、大網曳に参加すると、無病息災、子孫繁栄のご利益があると言われています。
今年は、与那原町町制70周年の記念のまつりとなり、「御殿山青少年広場」と「与那古浜公園」の2会場で行われます。臨時駐車場と2会場を結ぶ無料シャトルバスが運行されます。
<「第37回与那原大網曳まつり」の開催概要>
◆開催期間:2019年8月3日(土)・4日(日)
◆場所:3日/与那古浜公園(沖縄県島尻郡与那原町字東浜77)
4日/御殿山青少年広場(与那原町与那原832 ほか)
◆料金:無料
◆主催:与那原大綱曳まつり運営委員会
詳細は、与那原町観光ポータルサイト「YONABARU NAVI」をご覧ください。
https://yonabaru.okinawa/
<写真提供>
一般財団法人沖縄観光コンベンションビューロー(OCVB)
沖縄観光情報WEBサイト「おきなわ物語」
https://www.okinawastory.jp/