まち自慢.net
中世の歴史遺産が色濃く残る真庭市の「社(やしろ)地域」で「中世歴史シンポジウム」開催─終了しました
岡山県北の真庭市湯原地域にある社(やしろ)地域は、全国露天風呂番付で西の横綱と認められた「砂場」で有名な「湯原温泉」にほど近い中山間地域にある人口300人の小さな集落です。
日本の原風景を思わせる集落ですが、平安時代に編纂された延喜式に謳われる「式内社」が8つ集中し、神の領域として古代から神聖視されてきました。また、平安時代後期には、京都にある仁和寺の領地となり、多くの寺院施設がつくられました。そのため中世の社地区は神と仏の世界が重なりあう「神仏習合」の地として歩んできました。
いまだ中世の名残を感じさせる社地区の史跡と景観を知ってもらい、神仏習合が日本の農村社会にどのような影響を与えたのかについて考えるシンポジウム「社中世歴史シンポジウム『蘇れ!!神と仏が出会う里』神と仏編」が、3月26日(日)に開かれます。
<社中世歴史シンポジウム「蘇れ!!神と仏が出会う里」神と仏編の開催概要>
■開催日時:2023年3月26日(日)
■開催場所:湯原ふれあいセンター(岡山県真庭市豊栄1515番地)
■参加費:無料
■申込締切:3月20日(月)
■申 込:歴史シンポジウム申込フォーム
■主 催:真庭市・真庭市教育委員会
■共 催:社地域振興協議会
社地区について詳しくは社振興協議会の公式HPをご覧ください。
https://i-maniwa.com/area/yashiro/
<開催日程>
★午前の部:中世史跡見学会「式内八社と中世史跡をめぐる」★
9:00/受付(場所:湯原ふれあいセンター)
9:30/出発(案内人:社地区振興協議会の皆さん、前原茂雄氏)
11:30/終了
★午後の部:歴史シンポジウム★
時 間:13:00~16:20
基調講演:衣川仁(きぬかわさとし)氏(徳島大学総合科学部教授)「中世民衆にとっての神と仏について」
基調講演:前原茂雄(まえばらしげお)氏(真庭市蒜山郷土博物館長)「社地区に残る神仏の世界……歴史的変遷」
コメント:久野修義(ひさののぶよし)氏(岡山大学名誉教授)
鼎 談:「中世社会における神と仏」 久野氏・衣川氏・前原氏
詳細は真庭市の公式HPをご覧ください。
https://www.city.maniwa.lg.jp/
トップページ>イベント募集>「社」中世歴史シンポジウム開催について
https://www.city.maniwa.lg.jp/pressrelease/pressrelease69757.html
<写真提供>
岡山県真庭市(共同通信PRワイヤーより)