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2022.06.29
| まちづくりプロジェクト自慢 岡山県

アジア初の「星空保護区(コミュニティ部門)」に認定された美星町で星空を楽しもう!

美星天文台と星空/写真提供:(公社)岡山県観光連盟

岡山県井原市の美星町(びせいちょう)は、全国に先駆けて光害防止条例を制定し、地域一丸となって星空を守っているまちです。

夜空を明るくする散乱光を防ぐため、街灯には光が水平以上に漏れない照明を使用し、看板を照らす照明などすべての上向きの明かりを禁止しています。さらに屋外照明は22時以降、消灯することを奨励。主要道路が通っていないため、まちは星空と同化するほど真っ暗闇に包まれます。

井原市と美星町観光協会が連携し、星空版世界遺産と称される国際ダークスカイ協会(IDA)が設けた国際的な取組みである「星空保護区」に申請し、2021(令和3)年11月、「ダークスカイ・コミュニティ」に認定されました。星空保護区としては、ダークスカイ・パークに認定されている沖縄県の西表石垣国立公園と東京都神津島村に次ぐ国内3例目、町や市といった自治体単位が認定対象となる「ダークスカイ・コミュニティ」としては、アジア初の認定です。

質の良い屋外照明の使用に関する条例の施行、光害についての活発な教育啓発活動、地域住民の星空保護への支援などのこれまでの取組みが認められたのです。

星空を観察するには、キャンプも人気ですが、公開天文台・美星天文台がおすすめ。

口径101cmの大望遠鏡や広い観望デッキでの星空観察のほか、立体映像システム「4D2U」の上映もあり、昼間でも星空を楽しむことができます。金・土・日・月には夜の展示「観望会」も開かれ、気軽に天体観察を楽しむことも。

7月7日(木)には、七夕観望会が開かれ、おりひめ星やひこ星を観察できます。

 

<「美星天文台」について>

■開館時間:昼/9:30~16:00(火・水)、13:45~16:00(金・土・日・月)

夜/18:00~22:00(金・土・日・月) ※入館は21:30まで

■休館日:毎週木曜日・祝日の翌日、年末年始

■入館料:小学生以上 300円

■住所:岡山県井原市美星町大倉1723-70

■アクセス:車で、倉敷・岡山方面から国道486号で矢掛町の県道48号線または408号線を美星方面へ。福山方面から国道313号線で井原市内に入り、県道166号線を美星方面へ。

公共交通機関を使う場合は、矢掛駅から北振バスで「美星診療所前」駅下車、徒歩30分(約2㎞)。帰りはバスがないので、タクシーをご利用ください。

<「七夕観望会」の開催概要>

7月7日の夜、望遠鏡などを使って、おりひめ星やひこ星を観察します。

■開催日時:2022年7月7日(木)18:00~22:00

■定員:300名

■予約方法:美星天文台のホームページより予約
https://www.bao.city.ibara.okayama.jp/

 

美星町についての詳細は、美星町観光協会の公式HPをご覧ください。
http://www.biseikankou.jp/

 

<写真提供>
公益社団法人岡山県観光連盟
岡山観光WEB「晴れの国×くだもの王国」
https://www.okayama-kanko.jp/

 

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