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鍾乳洞でヒメボタルを鑑賞!「幻想ひめぼたるの夜」─終了しました
真庭市は、岡山県北部、中国山地のほぼ中央に位置し、北は鳥取県に接しています。総面積約828k㎡と岡山県の約11.6%を占める県下で最も大きな自治体です。
北房地区の備中川の上流は、全国でも有数のゲンジボタルの生息地。ゲンジボタルの今年のピークはそろそろ終わりに近づいていますが、「備中鐘乳穴(びっちゅうかなちあな)」のヒメボタルが、6月下旬から7月上旬にかけて見頃となります。
「ゲンジボタル」や「ヘイケボタル」と異なり、幼虫のときから陸で過ごす「ヒメボタル」は、標高が高い山林にいることが多く、人目に付くことが少ないと言われています。
「備中鐘乳穴」は、平安時代の延喜元(901)年に書かれた文献に残る日本最古の鍾乳洞で、全長約800m。観光洞として公開されているのは300mほどですが、高さ3m、直径5mの大石筍「洞内富士」や日本一とも言われる22階層の鍾乳石からなる「五重の塔」など、大自然がつくり上げた珍しい光景を目にすることができます。
この入口付近の岩壁に、毎年ヒメボタルの大発生を観ることができます。ヒメボタルの発光は、ゲンジやヘイケに比べると弱いのですが、鋭く光り、黄色みを帯びています。ゲンジやヘイケはゆっくりと光の強さが変化しますが、ヒメボタルは歯切れ良く明滅すると言われています。
備中鐘乳穴では、ヒメボタルが発生する6月下旬から7月上旬の土・日曜日に夜間営業を行い、ヒメボタルの乱舞を観ることができます。幻想ライブの開催も。
<「備中鐘乳穴夜間営業」の概要>
◆開催日:2019年6月29日(土)・30日(日)、7月6日(土)・7日(日)
◆開催時間:18:00~21:00
◆開催場所:備中鐘乳穴(岡山県真庭市上水田井殿8854-1)
◆入洞料:大人700円、中高生500円、子ども(5歳以上)350円
◆アクセス:JR備中高梁駅からタクシーで約40分。または落合行バスで約50分、「水田新町」下車、タクシー約10分
詳細は、一般社団法人真庭観光局の真庭観光局公式サイト「真庭観光WEB」をご覧ください。
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https://www.maniwa.or.jp/web/index.cgi?c=event-2&pk=76
<写真提供>
公益社団法人岡山県観光連盟
岡山観光WEB