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千年の時を刻む荘園村落遺跡「田染荘(たしぶのしょう)」で“荘園領主”募集中─終了しました
大分県の国東半島、豊後高田市南部に広がる田染盆地では、千年以上前の古代のころから水田の開発が始まり、平安時代には宇佐神宮の荘園「田染荘(たしぶのしょう)」が誕生しました。
荘園ができてから今まで、水田は緩やかな進化を遂げながら現在に継承され、生きた荘園遺跡と言われています。
荘官や荘園の人々が住んだ屋敷跡、水を運ぶイゼ(井堰)や水路、水を涵養するクヌギ林とため池が広がり、日本遺産「くにさき」の要となる構成文化財の一つとなっています。2010(平成22)年に景観の国宝と言われる国の重要文化的景観に選定され、2013(平成25)年には、世界農業遺産の認定に大きく寄与しました。
この“神の田”ともいわれる美しい水田と景観を守り後世へ伝えるために、豊後高田市では、荘園領主(水田オーナー)制度が設けられ、「景観保全への賛助」「地元住民と都市住民との交流による相互の活性化」を目指す取り組みが行われています。
荘園領主になると、減農薬栽培で育てられた「荘園米」50㎏のほか、田染荘で開催される交流行事「御田植祭」「収穫祭」への参加特典があります。
「荘園米」60㎏(10㎏×6回)を定期で届けてくれる「産直型会員」(年会費24,000円)も同時募集中。
<田染荘「荘園領主」募集について>
◆募集口数:140口
◆会費:33,000円(送料込)
◆特典:荘園米の宅配(年間50㎏)/ほたるの館「荘園領主芳名板」に1年間掲示/「御田植祭(6月)」「収穫祭(10月)」への参加
◆募集期間:2020年3月16日(月)~4月30日(木)必着
◆募集元・申込先:荘園の里推進委員会
詳細は、豊後高田市の公式HPをご覧ください。
https://www.city.bungotakada.oita.jp/news/detail/376
田染荘の公式サイト
https://tashibunoshou.com/
<写真提供>
豊後高田市(共同通信PRワイヤーより)