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2019.02.15
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文化・芸術活動自慢
大分県
「天領日田おひなまつり」─終了しました
大分県の西部、福岡県と熊本県に隣接した北部九州のほぼ中央に位置する日田市。周囲を阿蘇、くじゅう山系や英彦山(ひこさん)系の美しい山々に囲まれた日田盆地と緑豊かな森林や丘陵地で市域が形成されています。
古くから北部九州各地を結ぶ交通の要衝として栄え、江戸時代には幕府直轄地である天領として西国筋郡代が置かれ、九州の政治・経済・文化の中心地として発展。当時をしのぶ歴史的な街並みや伝統文化が今も脈々と受け継がれています。
天領時代、豪商を中心に町人文化が花開いた日田の旧家には、京や大阪で買い求められた絢爛豪華なひな人形やひな道具の数々が今も残されています。それらが一般公開される「天領日田おひなまつり」が、2019年2月15日(金)から3月31日(日)まで開催されます。
1984(昭和59)年に草野本家のおひなさまの公開から始まり、今年で36回目を迎えたもので、京都屈指の人形師による品々や、「おきあげ」と呼ばれる庶民の間で親しまれた紙と布で作られた人形などが、日田市内10数か所の旧家や資料館で一斉に展示されます。
同時期、日田市では「日田おおやま梅まつり」や「天領日田ひなまつり健康マラソン」「春の新酒蔵出しまつり」なども開催され、江戸の風情を感じながら春のひとときを過ごすことができます。
<「平成31年天領日田おひなまつり」の開催概要>
◆開催期間:2019年2月15日(金)~3月31日(日)
◆開催場所:大分県日田市豆田・隈地区他の旧家・資料館など
詳細は、日田市の公式HPをご覧ください。
<写真提供>
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