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2021.12.20
| まちづくりプロジェクト自慢 新潟県

世界初、自治体公認プロジェクトとして、山古志住民会議が電子住民票を兼ねたNFTを発行

平らなところがほとんどない山古志地域/写真提供:山古志住民会議(共同通信PRワイヤー)

新潟県長岡市の山古志地域(旧山古志村)は、冬は積雪量が3mになる豪雪地帯で、平らなところがほぼない起伏の激しい地形と厳しい自然環境と共生してきた地域です。そして今では世界中に愛好家がいる「錦鯉」発祥の地でもあります。

2004年10月23日の中越地震で震度6強を観測し、一時は全村避難となる壊滅的な被害を受け、震災発生当時約2200人だった地域住民は、今では約800人となってしまいました。高齢化率も55%を超え、地域は消滅の危機にあります。

そこで、山古志住民会議(新潟県長岡市山古志・旧山古志村、代表:竹内春華)は、長岡市公認の、錦鯉をシンボルとしたNFTアート「Colored Carp」を発行し、2021年12月14日から発売を開始しました。これは山古志地域の「電子住民票」を兼ねたデジタルアートで、日本の過疎地が今後グローバルな関係人口を創出するためのNFTの新たな活用提案となるものです。

世界中のColored Carpを購入した人々がブロックチェーン上に可視化されることで、グローバルなデジタル関係人口が生れ、NFTの販売益をベースに山古志地域に必要なプロジェクトや課題解決を独自財源で推し進めることが可能になります。

山古志地域を存続させるためのアイデアや事業プランをリアルタイムで、NFTホルダーであるデジタル住民専用のコミュニティチャット内で展開し、メンバーからの意見の集約、投票など、可能な限り民主的な手法を取り入れた地域づくりを目指します。

併せて近い将来、Colored Carpの持ち主が滞在できるレジデンスの建設や特別な体験提供など、デジタル住民向けにリアル空間でも楽しめる価値づくりが行われます。

10,000人のデジタル住民の知恵、ネットワーク、資源が集まり、現実の社会に関係なく、独自の財源、独自のガバナンスを構築し、持続可能な「山古志」を誕生させるものです。

 

<NFTアート「Colored Carp」の販売について>

NFTの購入には暗号資産のETHが必要です。作品の著作権ならびに商標権はアーティストが保有し、NFT購入者には付与・譲渡されません。

Colored Carp

■商品名:Colored Carp

■販売価格:0.03ETH

■販売数:10,000点

■発売日:2021年12月14日

■ブロックチェーン:Ethereum

■アーティスト:Generative Artist Okazz

■プロジェクトチーム:山古志住民会議

■オフィシャルパートナー:新潟県長岡市

 

<NFT(Non-Fungible Token=非代替性トークン)について>

アート作品・チケット・ゲームアイテムなど多様なデジタルコンテンツの所有状態をブロックチェーン上に記録し、発行される権利の証明書。NFTは半永続的に権利を証明するだけでなく、売買することも可能。今まで流通できなかったコンテンツが活発に取引されるようになっています。

詳細は、特設サイト「ニシキゴイNFT」をご覧ください。
https://nishikigoi.on.fleek.co/

 

<写真提供>
山古志村住民会議 共同通信PRワイヤーより

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