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2022.05.09
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花自慢
奈良県
室生寺、弁財天石楠花の丘に咲くシャクナゲ
4月中旬から5月中旬にかけて咲くシャクナゲは、ツツジ科ツツジ目シャクナゲ節に分類され、ツツジにも似ていますが、枝頂部に球状に5~10輪の花が豪華に咲き、「山の女王」とも呼ばれています。
奈良県宇陀市の室生寺では、自然石が敷き詰められた石段の鎧坂から五重塔にかけて、道の両側に約3000株に及ぶピンクのシャクナゲが咲きます。これは昭和初期に信者の手によって御杖村から移植されたものと伝わっています。
付近の弁財天石楠花の丘でも金毘羅神社を中心とした約3haの山間に約1万本のシャクナゲが咲き誇るようになりました。こちらは近年、村おこしの一環として神社を囲む山に植生されたもので、早生、晩生いろいろな種類のシャクナゲが植えられています。2007(平成19)年度花の観光地づくり大賞(主催:日本観光協会)「奨励賞・花の触れ合い賞」受賞。
<室生寺の概要>
■所在地:奈良県宇陀市室生78
■アクセス:近鉄室生口大野駅から室生寺行バス乗車「室生寺」下車徒歩5分
<弁財天石楠花の丘の概要>
■所在地:奈良県宇陀市室生弁財天
■アクセス:近鉄榛原(はいばら)駅から曽爾村役場行きバス「弁財天」下車、徒歩約5分
詳細は、奈良県観光公式サイト「あをによしなら旅ネット」をご覧ください。
http://yamatoji.nara-kankou.or.jp/
<写真提供>
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