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雲仙・仁田峠、紅葉も星空もプレミアム─終了しました
長崎県島原半島に位置する雲仙は、1934(昭和9)年、わが国最初の国立公園に指定されました。春はツツジでピンク色に、秋は紅葉で赤やオレンジ色に染まる絶景は古くから人々を魅了してきました。
雲仙は比叡山や高野山よりも早くから霊場として栄え、中でも雲仙妙見岳は国立公園・特別保護地区に指定されたことから、木・竹およびその他の植物を採取し、若しくは損傷することができません。落ち葉ひとつ持ち帰ることができない場所として、その生態系を守っているのです。
仁田峠から妙見山頂には、ロープウェイが運行し、妙見岳山頂展望台から美しい景色を眺めることができます。仁田峠へは、全長11.3kmのスカイラインが通じており、杉、ヒノキの樹林を縫い、遠く有明海や橘湾を望むドライブを楽しむことができます。
10月下旬から11月上旬にかけて、仁田峠の紅葉がピークを迎えます。雲仙は紅葉する植物が120種類以上と言われ、まさしく「錦秋」と呼ぶにふさわしい絶景を楽しむことができます。
また、1956(昭和31)年の仁田峠循環線開通以降、夜間の通行が禁止されてきた仁田峠へ、夜間に特別に案内してくれるバスツアー「雲仙仁田峠プレミアムナイト」が、10月24日(木)から11月2日(土)まで開催されます。
所要時間約2時間でけやき広場からバスで仁田峠へ、そこから夜間特別運行される雲仙ロープウェイで標高1300mの妙見岳山頂展望台まで昇る往復ツアーで、満天の星空と夜陰に浮かぶ紅葉、島原・天草の夜景を楽しむことができます。地元を知り尽くしたスペシャルナビゲーターによるガイドも人気です。平地より気温が8度ほど下がりますので、防寒着を用意してご参加ください。
<「雲仙仁田峠プレミアムナイト」の開催概要>
◆開催期間:2019年10月24日(木)~11月2日(土)
◆出発時間:平日/19:00、20:00の2本 土日/19:00、19:30、20:00、20:30の4本
◆所要時間:約2時間
◆集合場所:けやき広場(島鉄バス雲仙営業所となり。長崎県雲仙市小浜町雲仙321)
◆行程:けやき広場→仁田峠循環道路→雲仙ロープウェイ→妙見岳展望台→雲仙ロープウェイ→けやき広場
◆旅行代金:おとな3000円、こども(小学生)1500円 ※貸切バス乗車代金、専属ガイド料金、往復ロープウェイ代金含む
◆定員:各便40名(最少催行人員:1名)
申込方法など詳細は、「雲仙仁田峠プレミアムナイト」の公式サイトをご覧ください。
http://www.unzen.org/premium_night/
<写真提供>
一般社団法人雲仙温泉観光協会
http://www.unzen.org/