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2022.04.25
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花自慢
長野県
中部日本一のつつじの名所「鶴峯公園」
中部日本一のつつじの名所と言われる長野県岡谷市の鶴峯公園。30種類3万株の色とりどりのつつじが咲き誇ります。
かつてこの地には、製糸業から一大財閥を築いた片倉組初代片倉兼太郎が低年齢従業員への教育のため建設した小学校がありました。1917(大正6)年に完成し、工場法改正で未修了者の就労がなくなると、1922(大正11)年以降青年学校として社会教育に活用されました。やがて公園化され、1926(昭和元)年片倉合名会社によって噴水がつくられ鶴峯公園と呼ばれるようになり、1935(昭和10)年、一町歩(10,000㎡)に及ぶ一帯が片倉から川岸村に寄付されました。村ではこれを記念して園内に300株のつつじを植えることにしましたが、村が発注した埼玉県安行から届いたのは、なんと貨車3台分のつつじ。返品することもできず、青年会や商業会、村民の有志によって何日もかかって植え込まれ、つつじの名所が生れたのです。
戦後、鶴峯公園管理委員会が設置され、中部日本一のつつじの名所として整備されました。つつじは岡谷市の市花にもなっています。
鶴峯公園では毎年5月初旬から下旬にかけてつつじ祭りが開催されます。
<鶴峯公園の概要>
■住所:長野県岡谷市川岸上3丁目13
■アクセス:JR中央本線「岡谷駅」からタクシーで約5分
■料金:無料
2022年はイベントや露店の出店はありません。
詳細は、岡谷市観光協会の長野県岡谷市観光情報サイト「旅おかや」をご覧ください。
http://www.kanko-okaya.jp/
http://www.kanko-okaya.jp/enjoy/
<写真提供>
写真のフリー素材サイト 写真AC
https://www.photo-ac.com/