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2017.05.08
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花自慢
長野県
中部地方一のつつじの名所・鶴峯公園で「つつじ祭り」開催─終了しました
諏訪湖畔に位置し、これからの季節、避暑地として多くの観光客が訪れる長野県岡谷市。同市の「鶴峯公園」は、約30種類、3万株の色とりどりのつつじが咲き乱れ、中部日本一と称されるつつじの名所です。
この公園は、明治時代、一大製糸業地として発展した岡谷市を支えた実業家の一人、片倉兼太郎の持ち物でしたが、1935(昭和10)年、一町歩(10,000㎡)に及ぶ一帯が当時の川岸村に寄付され、村ではこれを記念して園内に300株のつつじを植えることになりました。埼玉県安行につつじを注文したところ、勘違いからなんと貨車3台分のつつじが送られ、大騒ぎに。村では返品もできず、青年会や商業会、村民の有志が何日もかかって植え込み、それが中部日本一と言われるつつじの名所を生んだのです。
その後、つつじは岡谷市の市花にもなり、毎年5月中旬ごろ「つつじ祭り」が開かれています。
<信州/岡谷 鶴峯公園「つつじ祭り」の開催概要>
◆開催期間:2017年5月6日(土)~14日(日)
◆開催場所:鶴峯公園(長野県岡谷市川岸上3丁目)
◆アクセス:JR中央本線「岡谷駅」下車、タクシーで約5分。車で中央自動車道「岡谷IC」から約15分、「諏訪IC」から約25分。
◆料金:入園無料
◆主催:鶴峯公園つつじ祭り実行委員会
詳細は、岡谷市観光情報サイト「旅たびおかや」をご覧ください。
<写真提供>
岡谷市「岡谷の名風景!写真アルバム集」より
http://www.city.okaya.lg.jp/soshiki/4/526.html