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赤・白・ピンクに咲きわける「花桃」が見ごろに─終了しました

長野県下伊那郡阿智村は昼神温泉郷や月川温泉など良質な温泉に恵まれた山間の地ですが、春は「花桃」が咲く花の里になります。

伊那谷と木曽谷を結ぶ国道256号線は「はなもも街道」とも呼ばれ、飯田IC周辺から水引の里、天竜峡、伊那谷道中、阿智村（駒場、昼神温泉、月川温泉）、清内路を通り南木曽町（富貴畑温泉、南木曽温泉、妻籠宿）までの街道沿いに数千本の花桃が植えられています。

花桃は、花を観賞するために改良されたモモで、一枝から赤・白・ピンクの三色の花が咲きます。大正11年、電力会社社長であった福沢桃介（福沢諭吉の娘婿）がドイツのミュンヘンで華麗に咲く花桃を見かけ、その美しさに魅せられて3本の苗を購入し、帰国して木曽の発電所庭に植えたのが始まりと言われています。

阿智村の花桃の里（月川温泉）では、4月下旬から5月上旬にかけて見頃を迎え、毎年花桃まつりが開催されます。月川温泉周辺だけでも約5000本の花桃が咲き、開花期はまさしく“桃源郷”になります。今年も4月20日（水）から5月5日（木）までの花桃まつり期間中は、夜間のライトアップもされ、阿智村の特産品が販売されます。赤白ピンクの絶景をお楽しみください。

 

＜「花桃まつり」開催概要＞

 

◆開催期間：2016年4月20日（水）～5月5日（木）

◆開催場所：月川温泉下島広場（長野県下伊那郡阿智村）

◆ライトアップ時間：日没～22：00

◆アクセス：東京方面からは車で中央道飯田山本ICから約20分、 名古屋方面からは園原ICから約5分

 

詳細は、昼神温泉観光局の公式HPをご覧ください。

http://hirugamionsen.jp/

 

＜写真提供＞

昼神温泉観光局