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約300品種22万株のハナショウブが咲く「第37回山王史跡公園あやめ祭り」─終了しました
宮城県の内陸北部に位置する栗原市は、その面積の8割が森林や田畑という緑豊かな高原都市です。
2005年に10町村が合併して栗原市になりましたが、今もそれぞれの地域に独自の文化が息づいています。
一迫にある「山王囲(さんのうがこい)遺跡」は、縄文時代晩期から弥生時代中期の集落跡で、本州初の編布など多種多様な遺物が出土し、当時の暮らしを知る手がかりとして貴重なものとなっています。1971(昭和46)年に、国の史跡に指定されました。
遺跡を保護するため「山王史跡公園」が整備され、一角に広さ13,000㎡のあやめ園があります。アヤメ類の「標本園」とハナショウブの改良過程を表す「改良歴史園」を設置し、ハナショウブの原種「ノハナショウブ」が植栽されるなど、「あやめ文化」を踏まえた「公営あやめ園」で、約300品種22万株が植えられています。
品種によって5月下旬ごろから7月上旬まで楽しむことができますが、多くの花が見ごろを迎える6月14日(金)から7月3日(金)まで「第37回山王史跡公園あやめ祭り」が開催されます。
6月16日(日)には「みちのく鹿踊大会」が、30.日(日)には、「あやめ祭り神楽大会」が行われます。
<「第37回山王史跡公園あやめ祭り」の開催概要>
◆開催期間:2019年6月14日(金)~7月3日(水)
◆開園時間:8:30~17:00
◆場所:山王史跡公園 あやめ園(宮城県栗原市一迫真坂字道満地内)
◆アクセス: JR東北新幹線「くりこま高原駅」下車、車で約20分
◆入園料:一般510円、高校生以下250円 (通常は無料、あやめ祭り期間のみ有料)
詳細は、栗原市観光ポータルサイト「ぎゅぎゅっと栗原」をご覧ください。
<写真提供>
宮城県経済商工観光部 観光課
「みやぎ観光NAVI」
http://www.pref.miyagi.jp/site/kankou/