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国の特別史跡「多賀城跡」のアヤメ園で「あやめまつり」─終了しました
国の特別史跡「多賀城跡」は、宮城県多賀城市の、仙台平野を一望する松島丘陵の先端にあります。
多賀城は、724(神亀元)年、大野東人(おおののあずまひと)によって創建された陸奥国の国府が置かれ、奈良時代には鎮守府も併せて置かれていました。
約900m四方という広大な城内には、重要な政務や儀式を行う政庁があり、平城宮跡(奈良県)、大宰府(福岡県)とともに、日本三大史跡に数えられています。
多賀城跡には約2万1千㎡に及ぶ広大な「あやめ園」があり、650種300万本のアヤメやハナショウブ、カキツバタが咲き誇ります。6月17日(土)から7月1日(土)まで、「第29回多賀城跡あやめまつり」が開催されます。
期間中、「あやめ俳句大会」や「交流ステージ」「ご当地グルメフェア」などさまざまなイベントが行われます。
<「第29回多賀城跡あやめまつり」の開催概要>
◆開催期間:2017年6月17日(土)~7月1日(土)
◆開催時間:10:00~16:00
◆開催場所:多賀城跡あやめ園(宮城県多賀城市市川)
◆アクセス:JR東北本線「国府多賀城駅」から徒歩5分、仙石線「多賀城駅」からタクシーまたはユーアイバス「多賀城東部線」で10分の「国府多賀城駅前」バス停下車、徒歩5分
◆入園料:無料
◆主催:多賀城跡あやめまつり実行委員会
<主なイベント>
★あやめ俳句大会★
『おくのほそ道』の旅で、6月24日(旧暦5月8日)に多賀城を訪れた松尾芭蕉。仙台を立つ際には「あやめ草足に結ばん草鞋の緒」の一句を詠んでいることから、これを記念して「あやめ」にちなんだ俳句大会が開催されます。
募集期間:6月1日(木)~6月23日(金)
応募方法:規定の投句用紙、または原稿用紙(はがきでも可)に未発表の俳句を何句でも書き、氏名、年齢、住所、電話番号を記入し、郵送またはファックスでご応募ください。6月17日(土)~25日(日)は、あやめ園内に投句用紙と投句箱が設置されます。
応募先:多賀城跡あやめまつり実行委員会(多賀城市商工観光課内)
住所/〒985-8531 多賀城市中央2丁目1-1 ファックス/022-368-9069
投句料:無料
表彰式:2017年7月1日(土)15:00~ あやめ園内特設ステージで開催
★花になって踊ろう★
「多賀城あやめ音頭」と「多賀城踊り」を一緒に踊りましょう!
開催日時:6月17日(土)10:30~11:00、7月1日(土)14:30~15:00
★ご当地グルメフェア★
友好都市の福岡県太宰府、山形県天童市、奈良県奈良市などの名産品、加工品などを販売。多賀城グルメブラント「しろのむらさき」や古代米酒「おもわく姫」など多賀城のおみやげ品コーナーもあります。
開催日時:6月17日(土)・18日(日)・24日(土)・25日(日)・7月1日(土)10:00~16:00
★史跡ガイド★
日本三大史跡の「多賀城跡」、日本三古碑に数えられる「多賀城碑(壺の碑)」を史都多賀城観光ボランティアガイドのみなさんが無料で案内してくれます。「壺の碑(つぼのいしぶみ)」は、奈良時代の古碑で、多賀城南門近くの覆屋に守られて立っています。碑面には、平城京からの距離、多賀城の創建や修造についてつづられています。「壺碑」は歌枕として多くの歌人に詠まれ、松尾芭蕉も訪れ対面しています。『奥のほそ道』には、その際の感激が記されています。
開催日時:6月17日(土)~7月1日(土)10:00~14:00
詳細は、多賀城市の公式HPをご覧ください。
http://www.city.tagajo.miyagi.jp/
<写真提供>
宮城県観光課
「みやぎ観光NAVI」
http://www.pref.miyagi.jp/site/kankou/