まち自慢.net

“ねねの寺”高台寺、夜の観月茶会─終了しました

京都市東山区にある高台寺は、豊臣秀吉の正妻・北政所（ねね）が、1606（慶長11）年、秀吉の菩提を弔うために創建した名刹です。

伏見城の一部を移築し、創建当時は壮観を極めたと言われていますが、近世末期から近代に至る間に数度火災に遭い、今は表門、開山堂、霊屋と茶室傘亭・時雨亭と観月台を残すのみとなってしまいました。桃山時代茶室建造物の代表と言われる傘亭、時雨亭など、残った建造物はいずれも重要文化財。池泉廻遊式庭園も、史跡・名勝となっています。

周囲の反対を押し切って結ばれた秀吉とねね。二人の間には、ご存知のようにさまざまなことがありましたが、それでもなお、秀吉を想うねねのやさしさが感じられるお寺です。

高台寺「湖月庵」で、京の宵の風情を楽しむ「夜の観月茶会」が9月8日（金）から24日（日）の金・土・日に開催されます。ライトアップされた庭園を拝観することもできます。

 

＜古都の名刹・高台寺「夜の観月茶会」の開催概要＞

 

「湖月庵」でのお茶席に、高台寺庭園夜間拝観、高台寺羽柴での点心（お食事）付です。前日、16：00までにご予約ください。

◆開催日：2017年9月8日（金）～24日（日）の金・土・日

◆受付： 17：00～18：00

◆所要時間：約2時間30分

◆料金：6000円

◆アクセス：京阪電車「祇園四条駅」下車、徒歩約10分。阪急電車「河原町駅」下車、徒歩約15分。JR「京都駅」から市バス乗車、「東山安井」バス停から徒歩5分

◆予約・問い合わせ：高台寺　TEL　075-561- 9966　

 

詳細は、「高台寺」の公式HPをご覧ください。

http://www.kodaiji.com/index.html

 

＜写真提供＞

京都フリー写真素材集

http://photo53.com/