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竹のカップを片手に黒川温泉街巡り「黒川かっぽ」と「湯あかり」─終了しました
熊本県、阿蘇山の北、南小国温泉郷の一つを構成する「黒川温泉」。田の原川の渓谷の両側に20数軒の和風旅館が建ち並ぶ全国屈指の人気温泉です。一枚1300円で「入湯手形」を購入すると、各旅館の風情ある露天風呂3ヶ所に入湯することができます。入湯手形の有効期限は半年間、3軒目は次回になんてこともできるのが魅力。
標高700mの高原にあり、雪に閉ざされることもある冬に、限定イベントとして「湯あかり」と「黒川かっぽ」が開催され、人気を博しています。12月23日(水・祝)から2016年2月14日(日)まで開催される「湯あかり」では、田の原川沿いにたくさんの竹灯りが灯されます。
12月1日に始まり、来年3月31日まで実施される「黒川かっぽ」は、入湯手形ならぬ特産の竹の器「かっぽ手形」を片手に、黒川温泉を散策しながら旅館や商店で提供される、熊本を代表するお酒とおつまみを楽しもうという飲み歩きイベントです。1500円の「かっぽ手形」で、黒川温泉内の3軒の旅館や商店、飲食店で地酒や焼酎が楽しめます。ノンアルコールの飲物も用意されているので、お酒はちょっとという方も安心して参加できます。
<「黒川かっぽ」開催概要>
◆開催期間:2015年12月1日(火)~2016年3月31日(木)
◆時間:15:00~21:00 ◆場所:黒川温泉街(熊本県阿蘇郡南小国町) ◆参加店舗:旅館(18軒)、商店・飲食店(2軒)
◆料金:1500円
◆内容:真竹カップ「かっぽ手形」を購入すると、参加店舗3軒で、地元のお酒や焼酎が楽しめます。ノンアルコールに替えることもできます。おつまみ付き
◆主催:黒川温泉観光旅館協同組合
<「湯あかり」開催概要>
黒川の冬の夜をあたたかな竹灯りで包むイベント。竹害は日本各地で問題になっていますが、黒川温泉もその例外ではなく、放置竹林が多く存在します。生長の速い竹は、他の木々を枯らさないよう持続的な維持管理が必要。黒川温泉では環境維持のため竹林の間伐、再生に取り組んでおり、その一環として「湯あかり」も開催されています。
◆開催期間:12月23日(水・祝)~2016年2月14日(日)
◆時間:日暮れから22:00
◆場所:黒川温泉街 詳細は、黒川温泉観光旅館協同組合のHPをご覧ください。 http://www.kurokawaonsen.or.jp/
<写真提供> 熊本県観光サイト 「なごみ紀行」 http://kumanago.jp/