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2024.05.28
| 花自慢 神奈川県

広大な水田地帯の中にあじさいが5000株「開成町あじさいまつり」─終了しました

水田とあじさい/写真提供:写真AC

神奈川県西部の足柄上地区中央部に位置し、東京から70㎞圏内、横浜からも50㎞の距離にある、県内で一番面積が小さな町・開成町。東には酒匂川が流れ、西には箱根外輪山、南に相模湾、北に丹沢山塊を望む、自然に恵まれたなだらかな平坦地です。

6月になると、東京ドーム約3.6個分の広大な水田地帯に5000株のあじさいが咲き誇り、緑に染まった田んぼと、虹色に咲くあじさいが広がります。

1977(昭和52)年、あじさいが町の花として制定され、よく1978(昭和53)年からほ場整備によって、水田・畑・農道や用排水路が整備され、農作業には非常に便利になりましたが、自然の景観が失われてしまいました。そこで他のあじさいの名所にはない田園とあじさいの風景をつくろうと、1983(昭和58)年から、水田地帯の農道・水路沿いに約5000株のアジサイが植栽されました。こうして植栽対象面積17ha、植栽延長は10.6㎞に及ぶ「あじさいの里」が誕生しました。

あじさいの株が大きく育ち、田植え直後の緑に染まった田園に、虹色に咲き誇るあじさいの花が美しく映えるようになった1988(昭和63)年、あじさいを見に訪れる人が多くなったことからあじさいの里を会場に、第1回「開成町あじさいまつり」が開催され今にいたります。

「第37回2024開成町あじさいまつり」が6月8日(土)から16日(日)まで開催されます。

あじさいの里や開成町指定重要文化財「あしがり郷・瀬戸屋敷」周辺の畑で、旬の農産物を収穫する「北部地域農産物収穫体験」や開成町ブランド『快晴茶』の収穫体験とランチ、旬の珍しい野菜を味わう体験などここでしかできない体験、キッチンカーが大集合するアシガラマルシェ「アシガランド」の開催も予定されています。メイン会場では、県西地域高校生の部活動発表などが行われます。

 

<「第37回2024開成町あじさいまつり」の開催概要>

◆開催期間:2024年6月8日(土)~16日(日)

◆場所:開成町あじさいの里(神奈川県足柄上郡開成町金井島1421番地

◆アクセス:小田急線「開成駅」からシャトルバス(有料)約10分。小田急線「新松田駅」・JR「松田駅」から徒歩25分、または箱根登山バス関本行き(7~8分)「吉田神社入口」下車徒歩1分

◆主催:開成町あじさいまつり実行委員会

詳細は、「開成町あじさいまつり」の公式HPをご覧ください。
https://kaisei-ajisai.com/

 

<写真提供>
写真素材の写真AC
https://www.photo-ac.com/

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