TOP
まち自慢.net
あじさいを背景に花菖蒲が花開く「小田原城あじさい花菖蒲まつり」─終了しました

まち自慢.net

2017.06.01

| 花自慢神奈川県

あじさいを背景に花菖蒲が花開く「小田原城あじさい花菖蒲まつり」─終了しました

あじさいを背景に花菖蒲が花開く／写真提供：（公社）神奈川県観光協会

小田原市は、戦国時代、関東一円を支配した北条氏の城下町として発展し、江戸時代には東海道屈指の宿場町として栄えた、歴史と伝統・文化に培われた神奈川県の中心都市です。

小田原城は上杉謙信や武田信玄からの侵攻に耐え、難攻不落の城と言われましたが、25万の兵を率いた豊臣秀吉に敗れ、落城、これによって秀吉の全国統一がなされました。

江戸時代、小田原城は箱根の関所を控えた関東地方の防御の要として徳川の譜代大名によって治められていましたが、1870（明治3）年廃城となり、ほとんどの建物は解体されてしまいました。さらに関東大震災によって、御用邸と残っていた石垣もほぼ全滅し、江戸時代の姿は失われてしまいました。本丸を中心に城址公園として整備された現在、天守閣、常盤木門、銅門、馬出門が復興し、本格的な史跡整備が進められています。

小田原城本丸東堀には、花菖蒲園があり、6月になるとあじさいを背景に花菖蒲が花開く美しい光景を見ることができます。開花に合わせて開催される「小田原城あじさい花菖蒲まつり」では、夜間ライトアップがなされ、幻想的で美しい風景を楽しむことができます。出店も出て、花もスイーツも楽しめます。