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小豆島オリーブ公園で「オリーブ&ハーブフェア」開催─終了しました
瀬戸内海で淡路島に次いで2番目に大きい島・小豆島。瀬戸内海国立公園の中心地で、周辺には大小20以上の島が点在しています。
1908年、農商務省がイワシ、マグロ等の油漬け加工に必要なオリーブオイルの国内自給を図るため、香川県、三重県、鹿児島県に依頼してオリーブの試作を始めたところ、香川県の小豆島だけがその栽培に成功しました。1910年には7㎏の果実が収穫され、翌年頃から搾油が始まり、宮内庁への御用達などで広く知られるようになりました。今でも国内産地は、香川県と岡山県だけで、香川県が約95%を生産しています。
小豆島で、オリーブ栽培が成功したのは、明るく温暖で雨の少ない気候風土がオリーブのふるさとである地中海によく似ていたためと言われています。さらに、栽培に携わった人々のていねいでたゆまぬ努力が実ったからでもあります。
品質・衛生管理もゆきとどいた小豆島のオリーブオイルは、世界規模のオリーブオイル品評会で好成績を収めるなど、高く評価されています
瀬戸内海を見下ろす小高い丘に、約2,000本のオリーブ畑が広がる「道の駅 小豆島オリーブ公園」があります。オリーブの歴史に触れることができるオリーブ記念館や地中海を思わせるギリシャ風車、約120種類のハーブを栽培する『花と香りのガーデン』などがあり、オリーブとハーブを五感で楽しむことができる複合施設です。
1年で最も華やかな季節を迎える初夏、オリーブとハーブの開花に合わせて「2019 オリーブ&ハーブフェア」が5月18日(土)から6月16日(日)まで開かれます。
オリーブの歴史に触れながらボランティアガイドと歩く「オリーブとハーブのある風景」やオリーブの冠づくり、ハーブオイルづくり、ガーデニング教室などオリーブとハーブを使った体験教室などが行われます。
さわやかな風に吹かれながら、花と香りのガーデンをお楽しみください。
<「2019 オリーブ&ハーブフェア」の開催概要>
◆開催期間:2019年5月18日(土)~6月16日(日)
◆開催場所:道の駅 小豆島オリーブ公園
◆アクセス:池田港からバス「坂手線・南廻り福田線」で「オリーブ公園口」下車、徒歩約5分。車で草壁港から約5分、池田港から約10分、土庄港から約25分
◆主催:道の駅 小豆島オリーブ公園
<イベント例>
★ボランティアガイドと歩く オリーブとハーブのある風景★
開催日:5月19日(日)・26日(日)・6月2日(日)・9日(日)
開催時間:9:00~12:00、13:00~16:00
集合場所:オリーブ記念館入口前ウッドデッキ(受付)
料金:無料
★オリーブの冠を作りましょう★
オリーブの輪の中には幸せが舞い込んでくるとか。そのままでドライリースとしても楽しめるオリーブの冠づくりを楽しみましょう
開催日:5月18日(土)
時間:9:30~11:00、13:00~15:00
場所:オリーブ記念館
料金:1000円
定員:先着20名
★あのDavidさんのガーデニング教室★
イギリス生まれの園芸家、デービッド・バークレイ・サンダーソンさんから、次々と花を咲かせてくれる草花の植え込み実習とその後の手入れ方法を学びます。合間にはちょっとしたティータイムも
開催日:6月2日(日)
時間:9:30~12:00
場所:ミロス、花と香りのガーデン
料金:1500円
定員:15名程度(要予約)
★生クリームからハーブバターを作りましょう★
生クリームからバターを作り、摘みたてのフレッシュハーブを刻み込んで作る「ハーブバター」です。
開催日:6月16日(日)
時間:13:30~15:30
場所:ミロス
料金:1000円
定員:16名(要予約)
詳細は、一般社団法人小豆島観光協会の公式HP「小豆島旅ナビ」をご覧ください。
<写真提供>
一般社団法人小豆島観光協会