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日本の伝統文化と最先端の美術が響き合うアートの祭典「奥能登国際芸術祭」開幕─終了しました
能登半島の先端に位置する珠洲(すず)市で、9月3日(日)から10月22日(日)まで、50日間にわたって第1回となる「奥能登国際芸術祭2017」が開催されます。
珠洲市は、往時から出雲、佐渡、「えぞ」を繋ぐ海洋交通の関門として、早期に出雲方面から鉄器文化を輸入するなど発展。一説には古代能登文化はここから発祥したとも言われ、地理的に孤立していることもあって、その日本文化の源流ともいうべき昔ながらの暮らしや風習が今でも残されています。
連日のように市内のどこかで「キリコ祭り」が行われる9月、10月に開催されるこの芸術祭は、伝統文化と世界最先端の美術が響き合うアートの祭典。11の国と地域から39組のアーティストが参加し、奥能登珠洲に眠るポテンシャルを掘り起こし、日本の“最涯(さいはて)”から“最先端”の文化を創造する試みです。
<「奥能登国際芸術祭2017」の開催概要>
◆会期:2017年9月3日(日)~10月22日(日)50日間
◆会場:石川県珠洲市全域
◆参加アーティスト:11の国と地域から39組
◆主催:奥能登国際芸術祭実行委員会
◆実行委員長:泉谷満寿裕(珠洲市長)
◆総合ディレクター:北川フラム(アートディレクター)
◆料金:作品鑑賞パスポート 当日券 一般2500円、高校生1000円、小中学生500円
パスポート提示で各作品1回のみ入場可。ただしイベントについては別途入場料、参加費などが必要な場合もあります。
<現地での交通手段について>
周遊バス「すずバス」が、道の駅「すずなり」発着(途中乗降不可)で運行されます。全4コースを回れば、ほとんどの作品が鑑賞できます。
◆コース:Aコース(若山~大谷方面)、Bコース(飯田~上戸~宝立方面)、Cコース(正院~蛸島~三崎方面)、Dコース(正院~日置~直方面)
◆各コースチケット代:大人1500円、小人500円
◆全4コースに乗車できる通し券:大人3500円、小人1500円
◆予約:乗車2日前の正午までに予約を。オンライン予約可
詳細は、「奥能登国際芸術祭」の公式サイトをご覧ください。
<写真提供>
公益社団法人石川県観光連盟
石川県観光情報ホームページ「ほっと石川 旅ネット」