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2021.05.25
| 文化・芸術活動自慢 兵庫県

明石市立天文科学館で時の記念日101周年イベントをオンライン中継、皆既月食も─終了しました

明石市立天文科学館/写真提供:写真AC

日本標準時の基準となる東経135度子午線は、日本では、京丹後市から和歌山市まで12市を通っていますが、兵庫県明石市は1910(明治43)年に日本で最初の標識が建てられたことから、「子午線のまち」と言われています。

明石市で、東経135度日本標準時子午線の標識を兼ねた展望塔と大型プラネタリウムを持ち、「時」と「宇宙」を展示しているのが、1960(昭和35)年に建てられた明石市立天文科学館です。同科学館は、1995年1月17日の阪神淡路大震災によって甚大な被害を受けましたが、1998年に3月15日にリニューアルオープンしました。さらに2010(平成22)年には展示室を全面リニューアルしています。

同科学館では、5月26日(水)に「スーパームーン皆既月食」を、6月10日(木)に「時の記念日101周年イベント」のオンライン中継を行います。

 

<「スーパームーン皆既月食」オンライン中継>

5月26日は、今年月が地球に最も近づき大きな満月となるスーパームーン。好天なら特有の赤みを帯びた月が全国で観察できます。明石市がある西日本では、月食が始まってから月が出る月出帯食(げつしゅつたいしょく)となり、スーパームーン現象と皆既月食が重なる珍しい天体ショーのリアルタイム中継が行われます。

■日時:2021年5月26日(水)18:30~22:00(予定)
■スケジュール:18:45/月食の始まり、20:09/皆既月食の始まり、20:28/皆既月食の終わり、21:53/月食の終わり
■視聴チャンネル
https://www.youtube.com/channel/UCEEFdpOwKKORoc8SRMCtROg

 

<「時の記念日101周年イベント」の概要>

671年6月10日に、近江京(滋賀県大津市)で天智天皇が中国から伝来した水時計「漏刻」を設置し、人々に時を知らせたと日本書紀に記されています。1920年、東京教育博物館で時間をテーマにした「時」展覧会が開催され、これをきっかけに6月10日が「時の記念日」とされ、例年、これを祝う行事が全国各地で開催されています。

今年の101周年イベントでは、神戸市出身のCGデザイナー岡本晃氏が制作した明石市立天文科学館の時計塔が変形する巨大ロボットキャラクター「シゴセンオー」に、「あかし時のまち大使」を委嘱するバーチャルセレモニーなどが配信されます。

■日時:6月10日(木) 12:00~15:00(予定)
■内容:「シゴセンオー」あかし時のまち大使委嘱バーチャルセレモニーのほか、天文科学館学芸員による時計にまつわる話題を紹介する「時計にまつわる楽しいお話」
■視聴チャンネル:
https://www.youtube.com/channel/UCEEFdpOwKKORoc8SRMCtROg

 

<明石市立天文科学館について>

 

■住所:兵庫県明石市人丸町2-6
■アクセス:JR「明石駅」から徒歩約15分、山陽電車「人丸前駅」から徒歩約3分。第二神明道路「大蔵谷I.C.」から南西へ約3㎞、「玉津I.C.」から国道175号線を南へ約3㎞、国道2号線を東へ約3㎞、「人丸前」交差点を北へ
■開館時間:9:30~17:00 ※5月12日より通常営業中
■観覧料:大人700円、高校生以下 無料

詳細は、明石市立天文科学館の公式HPをご覧ください。
https://www.am12.jp/

 

<写真提供>
写真のフリー素材サイト 写真AC
https://www.photo-ac.com/

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