まち自慢.net
花と緑あふれる公園島の創造を目指して「淡路花祭2019春」開催中─終了しました
1985年の大鳴門橋、1998年の明石海峡大橋の開通によって淡路島は、本州・四国と陸続きになりました。淡路島は「古事記」と「日本書記」に、世界で最初に生まれた島と記され、「国生み神話」の歴史と文化に彩られた島です。この島で暮らす人々は、豊かな自然の恵みに感謝し、折に触れてその思いを「祭り」として表現してきました。
古代から人と自然とが共生してきた淡路島では、「公園島淡路」を理念に掲げ、2000年3月「淡路公園島憲章」が制定され、花と緑あふれる公園島の創造を目指してさまざまな取り組みが行われています。その一環として毎年、全島で開催されているのが「淡路花祭」。今年も3月16日(土)から6月2日(日)まで島内の花の施設で行われます。
3月21日(木)から4月21日(日)まであわじ花さじきでは、花畑が一面の菜の花で埋まります。5月19日(日)まで、淡路島国営明石海峡公園では、「春のカーニバル2019」が行われ、日本最大級となる立体花壇をチューリップが虹色に染め上げています。
<「淡路花祭2019春」の開催概要>
◆開催時期:2019年3月16日(土)~6月2日(日)
◆開催場所:淡路全島の花の施設
◆主催:淡路花祭推進協議会(事務局:淡路島くにうみ協会)
<イベント例>
★ 淡路島国営明石海峡公園「春のカーニバル2019」★
4月のチューリップ、ネモフィラ、リビングストンデージー、5月のシャーレポピーなど色とりどりの花々がバトンリレーをするように入れ替わりながら開花します。中でも日本最大級となる立体花壇を虹色に染め上げるチューリップは圧巻です。
開催期間:3月16日(土)~5月19日(日)
開園時間:9:30~17:00
開催場所:淡路島国営明石海峡公園(兵庫県淡路市夢舞台8-10)
入園料金:大人450円、シルバー210円、中学生以下無料
アクセス:神戸淡路鳴門道「淡路IC」から車で約5分
★奇跡の星の植物館「花見の庭2019~浮世絵で詠む江戸の花見~」★
日本の花文化を象徴する「花見」をテーマとしたイベントで、桜と山野草で創り上げる和の庭園が登場。リゾート施設「淡路夢舞台」では「桜祭」と題して、百段苑、プロムナードガーデン、円形フォーラム、楕円フォーラムを結ぶ回廊に桜が並ぶ「サクラ回廊」が設けられています。温室では、浮世絵に出てくる華やかな「花見」のシーンを再現。多種多様な桜を見ることができます。
開催期間:3月16日(土)~4月14日(日)
開館時間:10:00~18:00
開催場所:淡路夢舞台・奇跡の星の植物館(淡路市夢舞台4)
特別入館料:大人600円、シルバー300円、高校生以下無料
アクセス:神戸淡路鳴門道「淡路IC」から車で約5分
★兵庫県立淡路島公園「桜まつり」★
淡路島公園には淡路島で最大級の約700本のソメイヨシノとサトザクラがあり、見ごろに合わせて桜の名所を巡るスタンプラリーや野点などのイベントが行われます。4月6日(土)には、「自然見て歩き」と出したウォーキングイベントも開催されます。
開催期間:3月23日(土)~4月7日(日)
開催場所:兵庫県立淡路島公園(淡路市楠本2425-2)
入園時間:入園自由
アクセス:神戸淡路鳴門道「淡路IC」から車で約3分
★あわじ花さじき「菜の花まつり」★
広大な敷地に約60万本の菜の花が植えられているあわじ花さじきは、淡路島を「花の島」にするために兵庫県が設置した関西屈指の公園です。春には丘陵地にある花畑が一面黄色く染まり、関西でも有数の菜の花の名所として知られています。
開催期間:3月21日(木)~4月21日(日)
開園時間:9:00~17:00
開催場所:兵庫県立あわじ花さじき(淡路市楠本2865-4)
入園料:無料
詳細は、「淡路花祭2019春」の公式サイトをご覧ください。
http://www.awajihanamatsuri.com/
<写真提供>
無料写真素材 写真AC