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2024.08.06
| ガイドツアー自慢 北海道

阿寒摩周国立公園の雄大な自然が広がるまち・弟子屈(てしかが)町

空を映す夏の摩周湖/写真提供:写真AC

東北海道の中央に位置し、阿寒摩周国立公園の雄大な自然が広がるまち・弟子屈町(てしかがちょう)。東京23区より広い町内には、日本一の透明度を誇る摩周湖、日本最大のカルデラ湖である屈斜路湖、今もなお噴気を上げる硫黄山など見どころ満載。ダイナミックな自然を体験できるアクティビティや宿泊施設も充実しています。じっくり時間をとって滞在してみては。

 

<摩周エリア>

弟子屈町の中心市街地がある摩周地区。街の入口には「道の駅・摩周温泉」があり、特産品の並ぶ直売コーナーや、観光案内所があります。足湯とトイレは24時間利用できます。摩周湖までは車で15分ほど。展望台からは荘厳な湖の姿と雄大な釧路原野を一望できます。

夏の盛りには30℃を超える真夏日になることもありますが、朝晩はひんやり。釧路源流でのカヌーや、屈斜路湖畔のキャンプや乗馬を楽しむこともできます。

また、6月~10月の期間、早朝に摩周湖で雲海を見ることができます。摩周・屈斜路エリアには、カルデラの底にたまった霧を上から見下ろすことができる展望台がいくつもあり、様々な角度から雲海を楽しめます。

◆アクセス

飛行機/釧路・女満別・中標津の3空港から、いずれも車で1時間強の距離。
鉄道/「絶景ローカル線」として有名なJR釧網(せんもう)線の「摩周駅」「美留和(びるわ)駅」「川湯温泉駅」の3駅があります。
唯一の有人駅「摩周駅」はバスやタクシーの接続があり、市街地も近いことから最も利便性が高く、「美留和駅」は、貨車の駅舎が目印。摩周・屈斜路トレイルのルート上にあり、ハイカーにも人気。「川湯温泉駅」は、駅と温泉街を結ぶバスが発着し、駅前にはカフェや雑貨店、足湯などがあります。

 

<星FULLまち弟子屈>

弟子屈町は、周辺の釧路や中標津・北見などの市街地から離れていることから、夜空が暗く満点の星を楽しむことができます。晴天時には天の川をはっきりと観察できます。

『絶海の孤島クラスの星空』を見ることができる天体観測に適したところで、泊まった宿のすぐそばで満点の星に出会えるかもしれません。ただし、8月でも15℃近くまで冷え込むことがある弟子屈町では、星空観察を行うとき、夏季であってもしっかり着込んで防寒対策を忘れずに。

 

<「アトサヌプリ」認定ガイドによる限定登山ツアー>

アイヌ語で「裸の山」という意味を持つ「アトサヌプリ(=硫黄山)」は、山から噴出される火山ガスの影響で、噴気孔の周りでは植物がほとんど生育できない、文字通りの裸の山です。かつては硫黄採掘がおこなわれ、その形跡が確認できます。

噴気孔の周囲に広がる硫黄結晶は、弟子屈町の「特定自然観光資源」に指定され、山はエコツーリズム推進法第19条に基づく立ち入り制限区域に指定されています。弟子屈町のまちづくり団体「てしかがえこまち推進協議会」が定める基準をクリアした認定ガイドによるツアー参加者だけが山に立ち入ることができます。

限定登山ツアーは、5月19日(日)から11月3日(日)まで開催されています。1名から参加でき、参加料金は2万円(税込)、2名様以上なら13,000円。このツアー代金の一部はアトサヌプリ登山道の整備や環境保全に充てられます。

硫黄山の歴史に触れられる採掘遺構と国立公園の素晴らしいランドスケープは、ツアー参加者だけが楽しむことができます。

◆開催期間:2024年5月19日(日)~11月3日(日)

◆最少催行人数:1名

◆所要時間・出発時間:①9:00発  ②13:00 所要時間は3時間

◆参加資格:中学生以上で、3時間程度の山歩きができること

◆留意事項:アトサヌプリは一般の登山は禁止されているため、SNSや登山情報サイトなどへの投稿に際して、ログや登山道のルート、登山口がわかるような文章の記載は禁止されます。一部も不可。投稿の際には「ガイド付きツアーでのみ入山可能」である旨の記載が必要です。

 
いずれも詳細は、一般社団法人 摩周湖観光協会の「弟子屈なび」をご覧ください。
https://mashuko.sakura.ne.jp/

 

<写真提供>
写真AC
https://www.photo-ac.com/

 

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