まち自慢.net
道南有数の桜まつり「もりまち桜まつり」─終了しました
南北海道・渡島半島の内浦湾と秀峰・駒ヶ岳の周囲に位置する森町と砂原町が、2005(平成17)年に合併して誕生した新「森町」。漁業・農業が盛んで、年平均気温が7から8℃という、積雪も少なく、北海道でも温暖な地です。
1914(大正3)年に開設された青葉ヶ丘公園には、ソメイヨシノを筆頭に17種類約1000本の桜が植えられ、5月の桜まつりは、毎年10万人を超す花見客で賑わいます。
ここには“青葉枝垂”(青葉ヶ丘公園の入口に位置)や“森小町(モリコマチ)”といった森町固有種の桜があります。
モリコマチは、1978年、町固有種の桜「ホリイヒザクラ」とソメイヨシノを交配させたことにより誕生。青葉ヶ丘公園で1本だけ生育していましたが、2014年に枯死、絶滅したと思われていました。ところが、日本花の会所属の森町民が、2007年、モリコマチの枝を茨城県結城市の日本花の会「結城農場・桜見本園」に送付しており、ここで植栽されていたのです。これを知った森町の梶谷町長が譲り受けの交渉を行い、同農場で植栽されていた2本のうち1本を森町が譲り受けることになり、2015年10月、植樹式が行われました。
里帰りした“森小町”も見られる青葉ヶ丘公園では、ソメイヨシノが咲いた後、大山桜や枝垂れ桜、紅駒桜などが咲き、ソメイヨシノが散る頃には、関山・鬱金、大島桜などが花開き、桜まつりの期間中は夜になるとライトアップも行われます。
5月3日(水・祝)から14日まで開催される「桜まつり」では、岡本真夜さんも出演する歌謡ショーやジンギスカン食べ比べなどが開催されます。
<「2017もりまち桜まつり」の開催概要>
◆開催期間:2017年5月3日(水・祝)~14日(日)
◆ライトアップ時間:日没~22:00
◆開催場所:青葉ヶ丘公園(北海道茅部郡森町字清澄町12)
◆アクセス:JR「森駅」から徒歩10分。道央自動車道「森IC」から車で約3分
◆主催:森観光協会・森町桜まつり実行委員会
◆後援:森町
<主なプログラム>
★歌謡ショー★
開催日時:5月7日(日)12:00~14:00
出演者:岡本真夜ほか
★もりまち太鼓と春の夜桜花火大会★
開催日時:5月14日(日)19:30~
詳細は、森町観光協会の「森町観光ナビ」をご覧ください。
http://kankou.mori.hokkaido.jp/
<写真提供>
みなみ北海道観光推進協議会
「ようこそ、みなみ北海道へ」
http://www.minami-hokkaido.jp/