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日本三大流し踊り「黒石よされ」で恋に舞う─終了しました
「エッチャホー、エッチャホー」を掛け声に、廻り踊り、組踊り、流し踊りの3つの踊りで構成されている「黒石よされ」は、約2000人の踊り手が沿道を踊り歩き、徳島市の阿波踊り、岐阜県郡上市の郡上踊りと並ぶ日本三大流し踊りの一つ。
青森県黒石市で、盆踊りの男女の恋の掛け合い唄として500年から600年前に始まったと言われています。1781~1789年ごろ、黒石藩の家老であった境形右衛門が城下町に人を集める手段の一つとして力を注ぎ、今に受け継がれています。
黒石市では、毎年、8月15日・16日に流し踊りが、18日から20日に駅前広場でだれもが自由に参加できる廻り踊りが行われます。組踊りは、近郷近在から集まってくる20~30人の踊り組みが、三味線、太鼓、唄に合わせて一斉に津軽民謡手踊りを披露するもの。その一糸乱れぬ踊りが感動を与え、組踊り大賞が選ばれます。
黒石市は、青森県のほぼ中央に位置し、三方に津軽平野、東に八甲田連峰が連なる城下町です。近年「黒石やきそば」「つゆやきそば」が全国的に知られるようになりました。
夏の宵、重要伝統的建造物群保存地区である「中町こみせ通り」で行われる流し踊りは、あたかも江戸時代に戻ったような独特の風情を醸し出しています。
<「黒石よされ」の開催概要>
◆開催期間:2018年8月15日(水)~20日(月)
◆開催場所:黒石市役所駐車場、中町こみせ通りほか市内中心商店街、「弘南(こうなん)黒石駅」駅前広場など
◆主催:黒石よされ実行委員会
<開催スケジュール>
★8月15日(水)★
黒石よされ津軽民謡組踊り競演、夜かぐらなどが黒石市役所駐車場で行われ、19:00~21:00に市内中心商店街で流し踊りが行われます。
★8月16日(木)★
津軽こみせ駅で「黒石よされロックふぇす2018」、津軽伝承工芸館で「黒石よされ組踊り大賞」が行われます。19:00からは流し踊りも。
★8月17日(金)★
千歳橋下流河川敷で「ふるさと元気まつり2018」が行われます
★8月18日(土)~20日(月)★
駅前広場で「黒石よされ廻り踊り」開催。自由にご参加を。
詳細は、一般社団法人黒石観光協会の公式HP「青森県黒石市へようこそ」をご覧ください。
<写真提供>
公益社団法人青森県観光連盟
青森県観光情報サイト「アプティネット」