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三神社の神輿行列と27台の華麗な山車が合同運行される「八戸三社大祭」─終了しました
青森県の太平洋側にあって、岩手県に接する八戸市には、藩政時代から約290年ほど続く、華麗な山車が運行するお祭り「八戸三社大祭」があります。毎年7月31日から8月4日の5日間開催され、まち全体が独特の熱気に包まれて、期間中の人出も100万人以上に。
今年は、「ユネスコ無形文化遺産登録記念祭」が8月5日に開催され、さらに熱く盛り上がることが予想されます。
祭りの一番の見どころは、おがみ神社、長者山新羅神社、神明宮の三社の神輿行列と、神話や歌舞伎などを題材とした27台もの山車の合同運行。人形などが飾りつけられた高さ10m、幅8mもの山車は、どれも必見。夜には、ライトアップされて一段と幻想的な雰囲気に。
山車は、各町内で毎年趣向を凝らしてつくられます。三社大祭が終わると、周辺町村の山車祭りに貸し出されますが、その後解体され、翌年また違った題材で作り直されます。つまり今年の山車は、今年しか見られないのです。
青森ねぶた祭、弘前ねぷたまつり、五所川原立佞武多にもひけをとらない活気と迫力に満ちたおまつりです。
<「八戸三社大祭」の開催概要>
◆開催期間:2017年7月31日(月)~8月5日(土)
◆開催場所:八戸市中心街・八戸市庁前広場
◆アクセス:東北新幹線「八戸駅」から車で約25分、八戸線「本八戸駅」から徒歩約10分。三沢空港から連絡バスで約50分
<日程>
★7月31日(月)【前夜祭】★
ライトアップされた山車の一斉展示と響き渡るお囃子が祭りの始まりを告げます。「日本夜景遺産」にも登録されている幻想的な光景が出現します。山車は運行しないため、ゆっくりと見学することができます。
時間:18:00~21:00
場所:市庁前市民広場および中心街
★8月1日(火)【出発式】と【お通り】★
神輿、虎舞、神楽などの神社行列と山車の競演。
出発式:13:30(予定)おがみ神社
お通り:15:00、番町さくら野前出発
★8月2日(水)【中日】★
ライトアップされた山車の合同運行が行われます。今年の山車の審査発表も。
長者山新羅神社例祭 献幣使参向:11:00、長者山新羅神社
おがみ神社例祭:13:00~14:00、おがみ神社
加賀美流騎馬打毬・徒打毬:14:00~16:00、長者山新羅神社
夜間山車運行:18:00、番町さくら野前出発
第40回おまつり広場:11:00~21:00、市庁本館前市民広場
山車審査発表:16:00~
★8月3日(木)【お還り】★
お通りとはルートを変えて、神社行列と山車が中心街を練り歩き、祭はクライマックスに。
神輿と山車の合同運行:15:00、鍛冶町出発
第40回おまつり広場:11:00~21:00、市庁本館前市民広場
★8月4日(金)【後夜祭】★
ライトアップされた山車が一斉展示され、お囃子の実演も。
時間:18:00~20:00
場所:市庁前市民広場および中心街
第40回おまつり広場:11:00~21:00、市庁本館前市民広場
★8月5日(土)【ユネスコ記念祭】★
市庁前広場に17台の山車が一斉展示され、各種ステージイベント、セレモニーなどでユネスコ無形文化遺産登録と、八戸市市制88周年を祝います。
時間:17:00~20:00
場所:八戸市庁前広場
詳細は、八戸市観光協会の公式HP「八戸観光Navi」をご覧ください。
<写真提供>
(公社)青森県観光連盟
青森県観光情報サイト「アプティネット」