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2021年8月1日、秋田県でも「自転車の安全で適正な利用の促進に関する条例」制定

コロナ禍で自転車通勤が増えています。自転車が被害者になるだけでなく加害者になる事故も増えているのが気になるところ。

自転車事故の高額賠償事例も出てきて、中には小学生が起こした事故に対し、親が監督義務を果たしていないと9521万円の賠償が命じられた例も。これを踏まえて国土交通省では自転車損害賠償責任保険等への加入義務付けを各都道府県に要請しています。

それに伴い都道府県でも、自転車の安全利用の促進だけでなく、自転車利用者等に対して自転車損害賠償保険を義務付けた条例を定めるようになってきました。

2021年8月1日、秋田県でも県民が安全に安心して暮らすことができる社会の実現に寄与することを目的として、「秋田県自転車の安全で適正な利用の促進に関する条例」が施行されました。

自転車損害賠償責任保険等への加入については、2022年4月から加入が義務化されることとし、自転車利用者、未成年者の保護者、事業活動で自転車を利用する事業者がその対象となっています。

自転車は車道通行が原則で、歩道を通行できるのは、運転者が13歳未満の子どもや、70歳以上の高齢者、身体の不自由な人に限ること、車道は左側を通行し、傘差し、スマホ使用等のながら運転の禁止、子どもはヘルメットを着用することなどが定められています。

これで秋田県は、自転車の安全利用促進に関する条例が制定されている都道府県としては、33例目となりました。もちろん条例が制定されているか否かにかかわらず、自転車は交通ルールを守って運転しましょう。

「秋田県自転車の安全で適正な利用の促進に関する条例」について、詳細は秋田県の公式HP「美の国あきたネット」をご覧ください。
https://www.pref.akita.lg.jp/pages/archive/58212

 

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