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龍の眼？八幡平の新名所「ドラゴンアイ」
まるで龍の眼のような八幡平ドラゴンアイ／写真提供：写真AC
秋田・岩手両県にまたがる八幡平は、標高1,613m、山頂まで車で行ける人にやさしい山の一つ。
駐車場のあるレストハウスを起点とした登山道（自然探勝路）は、「大回り」「小回り」「山頂との往復」の3本あって、八幡平のシンボル八幡沼を周回する大回りコースが最長の徒歩約90分。高山植物やオオソラビソ（アオモリトドマツ）の樹林、火山活動によってできた湖沼など八幡平の自然を満喫しながら楽しめます。
5月下旬から6月上旬にかけて人気なのが、登山道中にある湖沼のひとつ「鏡沼」。融雪期に湖面に龍の眼のような神秘的な景観が現れるのです。雪解け水と沼を覆う雪が織りなす、八幡平の新名所となっています。
これは、冬の間真っ白な雪に覆われる沼に、冬から春にかけて大量の雪解け水が流れ込み、春になると沼の中央部が浮力で持ち上がります。さらに暖かくなって中央部の中心の雪から解け始めて龍の眼が形成されるもの。自然の生み出すアートです。ドラゴンアイは積雪量や雪解け状況、天候などで出現時期や見え方が変わってくるため、毎年訪れる人や出現すると何日か続けて訪れるという人も多いのだとか。
ドラゴンアイを見学する日帰りバスツアーやガイド付き宿泊プラン付きのバスツアーもあります。
ちょっと気になる名所の一つですね。
☆見ごろ：5月上旬から6月中旬
☆アクセス：東北自動車道「松尾八幡平インターチェンジ」から八幡平山頂方面へ車で約40分。または、「JR盛岡駅」から八幡平山頂までバスで約２時間。「JR鹿角塙駅」から八幡平頂上まで予約型観光バスで約90。八幡平山頂レストハウスから徒歩約15分
詳細は、（一社）八幡平市観光協会の公式HPをご覧ください。
https://www.hachimantai.or.jp/
＜写真提供＞
写真のフリー素材サイト 写真AC
https://www.photo-ac.com/
