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日本遺産の町並みで「『絞』・『瓦』灯りストリート in 有松」開催─終了しました
愛知県名古屋市の有松地区の東海道沿道では、今も卯建(うだつ)を設けた和瓦の屋根、塗籠造(ぬりごめづくり)、虫籠窓(むしこまど)など江戸時代の面影を残す伝統的建造物群がまちなみを形成し、名古屋市で初めて日本遺産に認定されました。
有松は江戸時代には絞の一大産業地として栄えましたが、1784(天明4)年の大火により町のほとんどが焼失。復興の際、多くの建造物が火に強い三州瓦の屋根に覆われました。それ以来、有松にとって「絞」と町を守ってきた「瓦」は欠かせない存在となったのです。
「絞」と「瓦」の伝統技術を受け継ぐ染色家と鬼師がコラボし、作成された新しい灯りのオブジェが、有松の東海道沿いの古い町並みに設置され、普段はほとんど人通りがない夜の町並みを彩るプログラム「『絞』・『瓦』灯りストリート in 有松」が、9月3日(土)から10月2日(日)まで開催されています。
昨年に続く2回目の開催で、オブジェの数も30基に。大きなシンボルオブジェも登場し、有松の夜を幻想的に彩っています。
<「『絞』・『瓦』灯りストリート in 有松」の開催概要>
■開催期間:2022年9月3日(土)~10月2日(日)
■開催時間:17:00~21:00
■場所:有松の古い町並み(旧東海道沿い・中町近辺)/愛知県名古屋市緑区有松3008
■主催:特定非営利活動法人 コンソーシアム有松
■後援:一般社団法人愛知県観光協会、公益財団法人名古屋観光コンベンションビューロー
<プログラム例>
☆《ガイド付き》有松のまちあるき(特別公開版)☆
江戸時代から続く400余年の歴史を持つ有松の伝統的な街並み、歴史、今回だけの特別拝観などを専門ガイドが案内
開催日:9月10日(土)、11日(日)、17日(土)、18日(日)、24日(土)、25日(日)
時間:10:00~12:00
集合場所:名鉄有松駅改札口前
参加費:1000円(12歳以下は無料)
コース内容:有松駅⇒早恒染色工房見学⇒竹田家住宅・日本庭園⇒祇園寺(佛足石・十六羅漢像<特別公開>など)⇒虹橋⇒天満社⇒長坂道(旧弘法堂)⇒有松駅
お申込みフォーム:https://req.qubo.jp/sengoku5150/form/KPK2LRSY
詳細は愛知県の公式観光ガイド「Aichi Now」をご覧ください。
https://www.aichi-now.jp/
<写真提供>
愛知県の公式観光ガイド「Aichi Now」