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紅葉と桜を同時に楽しめる「小原四季桜まつり」、香嵐渓の紅葉も見頃に─終了しました
愛知県のほぼ中央に位置する豊田市は、「クルマのまち」として世界にその名が知られていますが、市域のおよそ7割を豊かな森林が占め、市域を矢作川が貫き、田園が広がる緑のまちでもあります。
秋には、足助地区の「香嵐渓(こうらんけい)」、桜ともみじが同時に楽しめる「小原ふれあい公園」など紅葉の名所も多く、多くの観光客で賑わいます。
1年に2回、春と秋に花を咲かせる小原地区の四季桜は、小原北町の藤本玄碩という医師が、文政年間に名古屋方面から苗を求めて植えたのが始まりと言われ、マメザクラとエドヒガンの種間雑種と考えられています。夏の間に充実した花芽が秋から冬にかけて順次咲き、10月下旬から12月上旬に見頃を迎えます。さらに、小さい花芽は冬を越して3月中ごろから咲き始めます。
小原地区では、四季桜を地区の木に制定し、現在約10,000本が植栽され、ふれあい公園以外にもいたるところで見ることができます。毎年、四季桜が見ごろを迎え、紅葉が赤く色づく秋に「小原四季桜まつり」が開催され、紅葉とピンクの桜を同時に見ることができます。
足助地区の香嵐渓は、全国にその名を知られる紅葉の名所。約380年ほど前に香積寺(こうしゃくじ)11世住職の三栄和尚によって植えられたのが始まりと言われています。大正・昭和のはじめに地元住民の手によって植えられ、今では約4000本のもみじが人々を楽しませています。
「第62回香嵐渓もみじまつり」が11月30日(木)まで開催中。夜間ライトアップも行われています。
<「小原四季桜まつり」の開催概要>
◆開催期間:2017年11月1日(水)~30日(木)
◆会場:小原ふれあい公園と隣接する豊田市役所小原支所周辺、和紙のふるさと和紙展示館、川見四季桜の里、北部生活改善センター
◆アクセス:名鉄「豊田市駅」からとよたおいでんバス小原・豊田線「上仁木行」乗車約60分。
土日祝日は小原交流館駐車場と各会場を無料で巡回する「四季桜くるりんバス」が運行。
◆主催:小原四季桜まつり実行委員会
◆後援:豊田市・ツーリズムとよた
詳細は、豊田市小原観光協会の公式HPをご覧ください。
http://www.kankou-obara.toyota.aichi.jp/
<「第62回香嵐渓もみじまつり」の開催概要>
香嵐渓のシンボル「待月橋(たいげつきょう)」、五色のグラデーションで紅葉する『五色もみじ』のある飯盛山、香積寺など見どころの多い香嵐渓。例年11月中旬から見頃を迎え、毎日夜間ライトアップも行われます。
◆開催期間:11月1日(水)~30日(木)
◆ライトアップ時間:日没~21:00
◆開催場所:足助・香嵐渓広場(愛知県豊田市足助町飯盛)
◆アクセス:名鉄名古屋本線「東岡崎駅」から、足助行きバスで約70分、「香嵐渓」下車ほか。
◆主催:香嵐渓もみじまつり実行委員会
◆共催:中日新聞社
◆後援:豊田市
詳細は足助観光協会の公式HPをご覧ください。
<写真提供>
一般社団法人愛知県観光協会
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