表彰式

第7回シネマ夢倶楽部 表彰

映画を熱く応援しているシネマ夢倶楽部では、今年度も一年間の総決算として、優れた功績を顕彰するシネマ各賞を決定、授賞式と受賞作品上映会を開催しました。。いい映画をより多くの人にお届けし、感動してほしい…、心に残る、ひびく映画で、夢や希望、心豊かに暮らしてほしい…と、より熱い心で映画を応援し、生活文化の向上と映画文化の発展のために、活動しています。

 

日時 : 2010年2月8日(月)

場所 : 東商ホール(東京商工会議所ビル4階

主催 : 財団法人日本ファッション協会

共催 : 東京新聞

後援 : 東京商工会議所

 

ベストシネマ賞 推進委員が選ぶ、心に響く逸品

夢と希望を与えてくれたベストシネマに贈る

【第1位】グラン・トリノ

監督/製作:クリント・イーストウッド

出演:クリント・イーストウッド、ビー・バン、アーニー・ハー、クリストファー・カーレイ ほか

 

原題:GRAN TORINO 2008年/アメリカ/117分  

配給:ワーナー・ブラザース映画

 

「イーストウッドは、俳優としても監督としても新たな偉業を成し遂げた。人が他人を受け入れる術を明快に示してくれる」

安藤紘平

 

「社会派の良識と品格がにじむ往年のアメリカ映画らしい良さ、面白さ。その語り口は、静かで、深い」

瓜生 孝

 

「頑固一徹、実に自然で、観ていて心の中に深く入っていく。監督・主演、78歳の底知れぬ才能に感服」

松川和子

grantrino_main
©2009 Warner Bros. Entertainment Inc. and Village Roadshow Films (BVI) Limited. All Rights Reserved

 

【第2位】ディア・ドクター
deardoctor_main
©2009『Dear Doctor』製作委員会

監督・脚本・原作:西川美和

出演:笑福亭鶴瓶、瑛太 ほか

2009年/日本/127分

配給:エンジンフイルム、アスミック・エース

 

「人物を見事に描き分け、絶妙のドラマだ。人間描写に対する深い理解を示す映像が、惹きつけてやまない」

後藤昭次

 

「過疎地の医療問題を社会派作品にせず、美しい田園風景の中でユーモアを交えた上質の人間ドラマはさすが」

渡辺俊雄

【第3位】カティンの森

Katyn_main

 

監督・脚本:アンジェイ・ワイダ

出演:マヤ・オスタシェフスカ、アルトゥル・ジミイ

ェフスキほか

2007年/ポーランド/122分

配給:アルバトロス・フィルム

 

「監督人生最後の作品を現代ポーランド史最大の悲劇

の告発で総括した。ドラマの合間に入る犠牲者の遺体

が脳裏に残る」

藤原作弥

 

「男たちの帰還を待つ不安の中での女たちの物語は、

蹂躙する政治権力を告発する静かな激しい怒りの映

画だ」

三沢秀介

シネマ夢倶楽部賞 配給会社の大きな功績に

推薦映画を数多く輩出し、夢と感動をあたえてくれた配給会社に贈る

 

東宝株式会社
アスミック・エース エンタテインメント株式会社
「沈まぬ太陽」

「20世紀少年<第二章>

最後の希望」

「ザ・ムーン」 「重力ピエロ」
toho_SMT_main
©2009「沈まぬ太陽」製作委員会
toho_20sentury2_main
©2009 映画「20世紀少年」製作委員会
©1999,2006浦沢直樹スタジオナッツ/小学館
asmik_themoon_main
©Dox Productions Limited 2007. All rights reserved
asmik_piero_main
©2009『重力ピエロ』製作委員会

【主な配給映画】

「誰も守ってくれない」 「余命1ヶ月の花嫁」 「ハゲタカ」「真夏のオリオン」 「ヴィヨンの妻 ~桜桃とタンポポ~」「ゼロの焦点」 ほか 

【主な配給映画】

「それでも恋するバルセロナ」 「トランスポーター3 アンリミテッド」「ゴー・ファースト 潜入捜査官」 「空気人形」 「わたし出すわ」「脳内ニューヨーク」 ほか

 

 

シネマ文化賞 映画文化の推進や発展に貢献を

映画を通して、文化や生活、社会の発展などに貢献のあった団体、地域、行政、プロジェクトに贈る

 

東京国際女性映画祭

 

 1985年「東京国際映画祭」誕生と同時に、協賛企画の一つとして発足。2009年、22回目を迎えた「東京国際女性映画祭」は、第1回の開催より「女性がつくる映画を通して世界を見よう」と呼びかけ、岩波ホール総支配人・高野悦子氏をジェネラルプロデューサーに、国内外の女性映画監督の優れた作品を上映、また、世界中で活躍する女性監督や多彩なゲストを迎え、多くの人々から親しまれてきた。

 近年、女性監督の誕生や活躍は、国内外ともに顕著なものがあり、「映画に生きる女性たち」「映像が女性で輝くとき」などをキーワードに活動を続け、女性にスポットをあてた個性的な映画祭として、その存在意義は大きい。

 

tiwff_1

 

tiwff_2

 
  • mixiチェック
↑