表彰式

第18回シネマ夢倶楽部 表彰

「シネマ夢倶楽部表彰」は、毎年国内で公開された新作映画からベストシネマの上位3位を選定する「ベストシネマ賞」と、映画を通して生活文化の発展などに貢献する活動に贈る「シネマ夢倶楽部賞」、新進気鋭の若い才能、意欲的な活動をした新世代に贈る「推薦委員特別賞」を表彰するもので、いずれも推薦委員によって選考されます。「第18回シネマ夢倶楽部表彰」の授賞式は、下記内容にて開催いたします。

主催 : 一般財団法人日本ファッション協会
共催 : 東京新聞
後援 : 日本商工会議所、東京商工会議所

※一般の方、ならびに当日会場での申込み受付はしておりません。また、ご関係者様、媒体様のお申込みについては日本ファッション協会まで事前にご連絡願います。
※この度は、新型コロナウイルス感染症対策として来場者数の制限を設け実施いたします。皆様のご理解、ご協力をお願いいたします。

ベストシネマ賞

夢と感動と希望を与えてくれた素晴らしい映画に贈る

第1位

燃ゆる女の肖像

監督:セリーヌ・シアマ
出演:ノエミ・メルラン、アデル・エネル、ルアナ・バイラミ、ヴァレリア・ゴリノ
配給:ギャガ
2019年/フランス/122分

18 世紀・フランス、ブルターニュの孤島。画家のマリアンヌはブルターニュの貴婦人から、娘のエロイーズの見合いのための肖像画を頼まれる。だが、エロイーズ自身は結婚を拒んでいた。身分を隠して近づき、孤島の屋敷で密かに肖像画を完成させたマリアンヌは、真実を知ったエロイーズから絵の出来栄えを否定される。描き直すと決めたマリアンヌに、意外にもモデルになると申し出るエロイーズ。キャンバスをはさんで見つめ合い、美しい島を共に散策し、音楽や文学について語り合ううちに、恋におちる二人。約束の5日後、肖像画はあと一筆で完成となるが、それは別れを意味していた−−。

 

第2位

ジョジョ・ラビット

監督・脚本・製作・出演:タイカ・ワイティティ
出演:ローマン・グリフィン・デイビス、サム・ロックウェル、スカーレット・ヨハンソン ほか
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
2019年/アメリカ/109分

第二次世界大戦下のドイツ。10歳の少年ジョジョは、空想上の友達であるアドルフ・ヒトラーの助けを借りて、青少年集団ヒトラーユーゲントの立派な兵士になろうと奮闘していた。しかし、心優しいジョジョは、訓練でウサギを殺せず、教官から<ジョジョ・ラビット>という不名誉なあだ名をつけられる。そんな中、ジョジョは母親と二人で暮らす家の隠し部屋に、ユダヤ人の少女エルサが匿われていることに気づく。やがてジョジョは皮肉屋のアドルフの目を気にしながらも、強く勇敢なエルサに惹かれていく−−。

 

第3位

朝が来る

監督・脚本・撮影:河瀨直美
出演:永作博美、井浦新、蒔田彩珠、浅田美代子 ほか
配給:キノフィルムズ
2020年/日本/139分

一度は子供を持つことを諦めた栗原清和と佐都子の夫婦は「特別養子縁組」という制度を知り、男の子を迎え入れる。それから6年、夫婦は朝斗と名付けた息子の成長を見守る幸せな日々を送っていた。ところが突然、朝斗の産みの母親“片倉ひかり”を名乗る女性から、「子供を返してほしいんです。それが駄目ならお金をください」という電話がかかってくる。当時14歳だったひかりとは一度だけ会ったが、生まれた子供への手紙を佐都子に託す、心優しい少女だった。渦巻く疑問の中、訪ねて来た若い女には、あの日のひかりの面影は微塵もなかった。いったい、彼女は何者なのか、何が目的なのか…?

 

シネマ夢倶楽部賞

映画を通して、生活文化の発展に貢献のあった団体・プロジェクト・企業(配給会社含む)などに贈る

ミニシアター・エイド基金(Mini-Theater AID)

新型コロナウイルス感染拡大による自粛要請が続く中、映像文化の多様性を支え、
映画文化の発展に貢献してきたミニシアター(小規模劇場)を守るプロジェクトの立ち上げと活動を讃え―

 

推薦委員特別賞

新しい時代の映画や才能、意欲的な活躍をした新世代に贈る

監督 HIKARI

監督・脚本・プロデューサー作品:『37セカンズ』

女優 蒔田彩珠

出演作品:『朝が来る』

 

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