活動履歴

2023 日本・東京大会

Japan, Tokyo

 

期 間 :

場 所 :

参加人数 :

2023年 11月 1日(水)・2日(木)

日本・東京 杉野学園・文化服装学院

14名

 

概要

1. アジアファッション連合会(AFF)加盟国

AFF Japan   一般財団法人日本ファッション協会(JFA)

AFF China    China Fashion Association (CFA)

AFF Korea    Korea Fashion Industry Association (KFIA)

AFF Singapore  Singapore Fashion Council(SFC)

AFF Thailand   Thai Garment Manufacturers Association(TGMA)

AFF Vietnam   Vietnam Textile & Apparel Association (VITAS)

 

2. AFFについて

ファッションを生活文化全般と広く捉え、加盟国の相互理解のもと、各国の生活文化の向上を図るとともに、ファッションビジネスを活性化させ、アジアのファッションを世界に発信することを目的に2003年12月に日中韓の連合会として発足。その後、2007年にシンガポール、2008年にタイ、2009年にベトナムが加盟した。

3.  大会概要

AFF大会は、生活文化向上の啓発、および参加国の相互理解・交流をベースとしたファッションビジネスの活性化を目的に、2年に一度、加盟国の持ち回りで開催している。今回はコロナ禍のため、2019年のソウル大会以来4年ぶりの開催となった。

4. 代表委員会議

11月1日(水) 15:00~18:00 杉野学園小ホール
各国AFF代表

 

 

 

AFF China Executive Chairman

AFF Japan President

AFF Korea Vice Chairman

AFF Singapore Director

AFF Thailand President

Mr. Jian Yang

間部 彰成

Mr. Sung Chan Kim

Mr. Leonard Augustine Choo

Mr. Yotsaton Kijkusol

今回はベトナムが欠席となり加盟5カ国(14名)での開催となった。

会議では、「次代のファッション人材育成」をメインテーマに掲げ、以下の内容について討議・情報交換を行った。

●各国参加者から、コロナ禍の期間を含め自国のファッション市場の動向ならびに政府や教育機関、団体が実施している次世代の人材育成への取り組みについて報告があり、求められる資質として、クリエイション力、ITリテラシーなどが指摘された。

・中国からは、メインとなる中国ファッションウイーク(CFW)をはじめ中国大学生ファッションウィークなど各種のコンテスト、トレーニングセンターの運営、人材育成システムなど主にCFAの活動について報告があった。

・韓国からは、自国のファッション産業および教育機関の現状の説明がなされた後、テキスタイル、ファッションへの政府の取り組み、K-Fashionの海外展開などについて報告があった。

・シンガポールからは、SDGsの観点からのファッションエコシステムの確立と人材育成としてシンガポール・ファッション・カウンシルの奨学金、サマー・インターンシップ・プログラムなどについて報告があった。

・タイからは、国際貿易振興部が中心となって運営しているQurated-Fashion Incubation Project-の現状などについての報告と、AFF6カ国の連携によるアジアファッションの認知向上の継続の重要性が指摘された。

・日本からは、近年のファッション産業の動向と今後の取り組みを踏まえたうえで、ファッション甲子園や東京ガールズコレクションなど行政や民間のイベントや各教育機関の取り組みが報告された。

●次回の代表委員会議は、2025年にシンガポールにおいて開催することとなった。

●会議に引き続いて、杉野服飾大学の鈴木桜子教授から、「ファッション文化の未来のために」と題して講演があり、サステナビリティや歴史の学びの重要性が指摘された。

11月2日(木) 10:00~12:00 文化服装学院
  • 100周年文化祭を訪問し、アパレルCAD、3Dスキャナ、ソーイングファクトリ、図書館、服飾博物館の各施設およびファッションショーを見学した。

 

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